■高いコミュニケーション能力が求められる!


麻酔医は、手術前日に患者さんと直接対面して、麻酔のメリットやリスクについて説明
したうえで、麻酔を使用することに対する同意を得なければなりません。


ですので、ある程度高いコミュニケーション能力が求められます。そして手術当日は、
朝から麻酔の準備をし、手術が無事終わるまで、患者さんの安全をしっかり守ります。


麻酔をすると患者さんが手術中に痛みを感じることはありません。


しかし実際には非常に大きなダメージが肉体にかけられていますので、麻酔科医は麻酔
をかければ終わりというわけにはいきません。手術中は過度の緊張状態が続きます。





■麻酔科医の仕事は麻酔をすれば終わりではない


全身麻酔された患者さんは、当然のことながら痛みや苦しみを直接自分で訴えることが
できませんので、患者さんの容態を様々なモニターで確認しながらチェックします。


そして薬剤投与や輸血を増やすなど、その時々に応じて適切な対応を行わなければなり
ません。秒単位で容態が微妙に変わるので、常に迅速な判断が求められます。


一度手術室に入れば、それぞれの立場にこだわってはいられません。


手術を成功させるために、外科医とも協力し合いながら困難を乗り越えていきます。





■麻酔科医の待遇はよくない?


麻酔医は、常に緊張状態の中にいるといっても過言ではありません。それくらい大変な
仕事なわけですが、残念ながら麻酔医の待遇はそれほど良くありません。


手術を行うにあたって、様々なリスクがあります。その中で成功させるのは容易なこと
ではありません。しかし手術が無事成功したとしても評価されるのは外科医のみです。


また、何か問題が生じると麻酔科医が矢面に立たされることが多いです。


しかも手術に関するスケジュールは外科医の都合を優先して組まれるので、麻酔科医は、
それに合わせるのが非常に大変です。理不尽なまでに割に合いません。



 カテゴリ