■本音と建前を上手に使い分ける!


医局側ともめずに円満退局するためには、しっかり準備する必要があります。


何も考えずに当たって砕けろ的に挑むと確実に玉砕されます。


退局するにあたって、医局側を納得させる理由がどうしても必要になります。


しかし、教授と直接対面し、その場で正直に話すことは非常に困難です。


恐らく数日前からめちゃくちゃ緊張することになると思います。


仮に確かな「 退局理由 」があったとしても、そうした状況で教授を納得させるのは
簡単ではありません。ちなみに真実の退職理由として多いのは以下のとおりです。


「人間関係に嫌気がさした」

「あまりの激務に疲弊した」

「都会の病院で働きたい」

「給料が安すぎる」



正直にこれらのことを教授に伝えたら大変なことになります。


まず、軽く恫喝されて次の日から徹底的にいじめられることになるでしょう。


よく「 転職・就職 」のノウハウ本には、こうした退職理由として、スキルアップや
キャリアアップを勧めていますが、これも教授にはいってはなりません。


「うちじゃ技術が磨けないのか?大した技術もないくせによく言うな...」と、 言わ
れるのがおちです。かえって教授を怒らせることになりかねません。


教授からすれば、自分を裏切って辞めたと捉えられるからです。





■個人的な都合で説き伏せる!


では、退局理由としてどういったものが良いのでしょうか?


やはり一身上の都合ではなく、個人的な都合が一番相手を納得させやすいです。



(1)自分や家族の健康上の問題


(2)両親を介護するため


(3)実家(もしくは親族)の継承や手伝い


(4)結婚・出産(女性医師のみ)



仮に教授からすればどうでもいい理由であっても、こういった個人的な理由に対して
強く出ることはありません。個人を責めるわけにはいかないからです。


また教授のプライドには一切傷つかないので、根も葉もない悪い噂を広げられたり、
いじめを受けるといったことになりにくいので、一番「 無難 」です。


本当かどうか調べるわけにもいかないので、いくらでも話を大きくできます。





■個人的な理由なら教授のプライドを傷つけない!


教授は、これまで沢山の医局員と退局について話し合いの場に立ち会っています。


こうした理由が建前であることは薄々感じているはずです。


しかし、個人的な事情にとやかくいうことは教授であってもできません。


これが他の業種であれば、「独立開業するため」、「キャリアアップしたいから」、
といった理由でもOKかもしれませんが、医局では通用しません。


まちがいなく、怒りまかせに口汚く罵られるのがおちですから...



 カテゴリ
 タグ