■転科するのは簡単ではない


医師の先生方の中には長い医師生活の中で様々な理由から、一度や二度は専門科目を
見直す機会が訪れるようです。しかし実際に転科するとなると本当に大変です。


医師の仕事に限らず、どんな仕事でも実際にやってみないと分かりませんから、当初
考えていた通りに事が進むことの方が少ないため、色々と迷いが生じて当然です。


30代半ばくらいまでは、若さもあって苦しみながらも何とか乗り切れます。しかし、
40歳前後になると、体力がガクンと落ちるので次第に不安を感じはじめます。





■転科する背景にあるものとは?


転科するケースについてですが、外科から内科への転科が圧倒的に多いです。


外科の中でも心臓血管外科と脳神経外科は手術において常に高度な技術を要しますし、
どんなケースでも手術は長時間にわたるので相当の体力がなければ到底務まりません。


このため外科医の先生方の多くが40歳前後になると、医師としての将来に不安を感じ
ます。悩みに悩み抜いた挙句に内科系の診療科に転化するケースが多いです。





■転科する医師は全体の2割以下


「 日経メディカル 」が現役医師を対象に独自に行なった調査によりますと、
過去に転科した経験のある医師は、16.7%に達していたことが明らかになりました。


また、今現在転科を考えている・過去に考えた医師は、18.3%となりました。


これが多いか少ないかは別として、若い世代の医師が大きな割合を占めています。


やはり転科した後に専門医取得などを考慮すれば、できるだけ沢山の症例を経験する
必要があるため、若いうちに転科したほうが得策と考えてのことのようです。



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