■最も多い転科を決意した理由


別の診療科に転科する理由として多いのが、「別の診療科に興味をもった」です。


「今いる診療科で本当に良いのか?」という自問自答を重ねたうえでの答えなので、
ようやく自分がやってみたいと思ったわけですから、至って前向きな理由です。





■スムーズに転科できるケースとは?


最近の例では脳神経外科医の先生が、 脳卒中の後遺症に苦しむ多くの患者さん達と
実際に接しながら、リハビリテーション科に興味を持ち、転科を決意しました。


これまで培った経験がしっかり活かせるのでスムーズに転科されました。





■多くの外科医が転科する理由とは?


御存知の通り脳神経外科医は、とてつもなく長時間にわたる高度な手術を常に行わ
なければなりません。肉体的にも大変ですが、精神的にも非常に過酷です。


万一ミスが生じてしまうと、訴訟を起こされるリスクがあります。


また医療技術の進歩が凄まじいため、年々外科医に求められる患者側のハードルが、
高まっていますので、訴訟リスクは今後さらに高まることでしょう。





■関連性の低い診療科に転科する際の注意点


しかし、別の診療科に興味を抱いたとしても、 今いる診療科と関連性が低い場合は、
当然のことながら、これまでの経験が評価されることはほとんどありません。


つまり完全にゼロからのスタートとなります。給与も確実にいまより下がります。


またストレートで後期研修医として勤務する「20代の若い先生と同じ扱いを受けて
耐えられるか?」も、実際に転科を決意するにあたって重要な課題です。





■同じ間違いを繰り返さない!


今いる診療科と関連性が低い診療科に万一転科できたとしても、上述したような問題
にプラスして、数年後まったく同じような壁にぶつかる可能性があります。


転化した診療科においても医師としての限界を感じ、同じように他の診療科に興味を
抱いたとしても、その段階では年齢的にも転科できる年齢ではないかもしれません。


もし転科するのであれば今まで築いてきたキャリアを活かせる転科を目指すべきです。
そのためにも、今いる場所で前向きに働く姿勢が何より大切だと思います。



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