■人材不足の地域格差がさらに広がる


多くの医療機関が長期間にわたって人材不足に苦しめられています。


東京など大都市圏にある病院では、かつての深刻なレベルから脱しつつありますが、
地方にある病院は危機的状況が続いています。地域格差は広がるばかりです。


今や医師の仕事は長時間勤務の代名詞となってしまいました。


診療科によっても異なりますが、どこも少数精鋭で現場を切り盛りしています。





■長時間勤務の大半は若手医師


以前医師会によって行われた医師の労働時間に関する調査によりますと、4割以上の
医師の先生が一日8~10時間働いていることが明らかになっています。


また、15時間以上働いている医師も全体の2割近く(全体の約16%)います。


そして、そのうちの大半が医師になって10年未満の若手医師です。


若手医師が中心になって長時間勤務を行い、日本の医療を支えてくれています。


ベテランの医師の先生方も若手医師だったころに同じような境遇を味わっているわけ
ですから、過酷な長時間勤務は誰もが通らなければならない「道」になっています。





■多くの医師が満足に休めていない


休日についてですが、週一日ペースで休める医師が全体の約36%に達しています。


また週二日ペースで休めるのは、全体の約3割にとどまっています。


そして、休みが一日もないと回答した医師が全体の約7%となっています。


数字だけ見ると、世間で言われているほど大変ではないように思うかもしれませんが、
この調査には当直が含まれていませんので、実際はこれ以上働いています。


診療科別で調査すれば、その差は歴然です。


また、小児科医、産婦人科医の先生方が働く実態を世間に広く知っていただければ、
ブラック企業すら可愛いレベルにあることを理解して頂けると思います。



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