■特定看護師とは?


数年前に医師不足を解消するための打開策として、スーパー看護師(特定看護師)の
制度が突如発表されましたが、依然として検討されたままの状態です。


厚生労働省は何が何でも導入したいようなのですが、医師会が猛反発しています。


スーパー看護師(特定看護師)になるには、まず大学院修士課程で2年間学びます。


そして、認定資格を取得しなければなりません。


スーパー看護師になると医療行為を医師の指示がなくても行なうことができます。


例えば初期治療や検査、薬の処方を行い、死亡診断書も書くことができます。


スーパー看護師の歴史は古いです。アメリカでは1960年代に誕生しています。


当時のアメリカでは一部の大都市をのぞいて「医師不足」が急速に進んでいたため、
こうした状況を改善するために「特定看護師」が誕生したのです。


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■特定看護師が検討されることになった理由とは?


日本の医師法では、医療行為を行うことが認められているのは医師だけです。


しかし今後特定の地域でのみ特定看護師さんが医療行為を行なうことを認められる
ように特定看護師制度を厚労省が提案したわけですが、具体的に進んでいません。


2025年まで高齢化社会が容赦なく進むことが予想されています。


もう待ったなしの状況です。そこで、医師の少ない地域や高齢者施設で、投薬や簡単
な医療処置、死亡診断書を医師に代わりに行えるようにしなければなりません。


そのための打開策として、特定看護師が提案されました。





■厚労省の安易な発想に激怒する医師


すでに寝たきりの状態にある患者さんは病院に通うことができませんので、訪問看護
ステーションを利用しなければ、満足な医療および看護ケアを受けられません。


しかし、訪問看護ステーションの数が全く足りてません。


また大半の訪問看護ステーションは深刻な人材不足に苦しめられています。


そうした状況にありながら風邪薬など毎回その地域の開業医に処方箋を書いてもらわ
なければなりません。これは非常に手間がかかるので、常に問題視されています。


しかし高齢者の多くは持病がある方が多いので、薬の組み合わせなどを考慮しながら
処方箋を書けるようになるまでには、相当キャリアを積まなければできません。


こういったことを2年程度大学院で学んだだけで出来るようにしてしまおうと考える
政府に憤りを感じる医師の先生方は決して少なくありません。


医師の先生の仕事を軽減するためには、それ相当のお金を投入しなければなりません。


それをやらずにこうしたことをやろうとするから問題ばかりが大きくなります。


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