■在宅医療の需要が拡大する理由


ご存じのとおり、医師として働く場所は何も病院だけではありません。皮肉なことに我々の暮ら
しが豊かで便利になるにつれて命の危険にさらされる可能性が高まっています。


ですので、医師の需要はいたるところで確実に増えています。そうした中で在宅医師の需要が
高まってます。在宅医師の仕事は文字通り患者さんの自宅に直接訪問して診察することです。


基本的に在宅医師は、病院に勤務する医師よりも患者さんと直接触れ合う機会が多いですし、
自ら一定のエリア内のお宅を訪問することで、地域に根差した活動を行うことになります。





■在宅医療を利用する患者の大半は!


ここ数年ご自宅で治療を受けることを望む患者さんが増えています。ちなみに在宅治療を受け
られる患者さんの大半は高齢者の方です。通院すること自体困難な方も少なくありません。


病院の行き返りは、ご家族に付き添ってもらうにしても、病院の中で何時間も待たされるのは、
さすがに体にこたえます。特に寒さ暑さが厳しいときは高齢の患者さんにとって厳しいです。


また、入院に関してですが、病院側の事情で入院できないケースもありますし、人生の最後を
病院ではなく、慣れ親しんだ自宅で迎えたいと考えてから入院を拒否されるケースも多いです。





■在宅医師が直面する現実


在宅医療を利用される全ての患者さんが重度の病気を患っていたり、すでに危篤状態にある
わけではありません。通常生活を送れる方もいますので、対応の仕方も当然異なります。


それだけに病院勤務にはない難しさがあります。患者さんと触れ合うだけでなく、 そのご家族
とも色々なことで向き合わなければなりません。難しい相談を受けることも多いです。


在宅医師は地域全体に頼りされていますので、やりがいのある仕事です。しかし、それ以上
に責任の大きさから、全てを重荷に感じてしまう在宅医師も少なくありません。




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