■小規模経営の病院で働く場合の問題点


小規模経営のクリニックで5~6人程度の複数人体制を取りながら在宅医師として働くケース
が多いのですが、開業医として病院を経営しながら在宅医師として働いている方もいます。


在宅医師を育成する専門機関が少ないうえに、在宅医師を目指す方も少ないので、最初から
複数人体制を取ることができません。このため24時間心が休まるときがありません。


なぜなら自分が経営する病院に通院されている患者さんを中心に診察しながら、通院困難な
患者さんのところへ往診するからです。時間的効率があまりにも悪すぎます。





■在宅医師として働く難しさとは?


比較的規模の大きな病院が一つのサービとして在宅医療を行っている場合と、上述したような
個人が経営する小規模医院が昔ながらの往診する場合では対応の仕方が微妙に異なります。


ある程度規模が大きい病院では、しっかりと在宅医療に対する体制が整っています。 しっかり
システム化されているため医師にかかる負担がある程度抑えられています。


例えば 重度の病を患っている患者さんだけを往診するような形でシステム化されていますが、
小規模経営の場合はシステム化するのが困難なので、医師一人当たりの負担が大きいです。





■地域によって差が大きい!


志を持って在宅医師になったにもかかわらず、あまりにも負担が大きすぎるために道半ばで
在宅医師を辞めるケースも残念ながら少なくありません。また、地域によっても差があります。


自治体が積極的に在宅医療に力を入れている所もありまして、自治体に在宅医師として登録
する形をとっています。患者さんは自治体に申請することで在宅医療を受けられます。


基本的に自治体が全てを管理しているため、 自ら開業医として働く場合や体制が整ってない
小規模経営のクリニックで働くよりは医師にかかる負担は圧倒的に少ないです。


ですので、高齢化が急速に進む中で、こうしたケースが今後増えることが期待されています。




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