■産業医になるには?


産業医は企業の従業員の健康管理を行うのが主な仕事であるため、医療的ケアを行うことは
ほとんどありません。しかし、産業医になる為には医師の資格が当然必要です。


しかも、それだけではありません。1996年に法改正が行われたことにより、以下に記載した
いずれかの資格を取得しなければなりません。しかも難易度は決して低くありません。


(1)日本医師会認定産業医

(2)産業医科大学の基本講座終了者

(3)労働衛生コンサルタント






■条件は病院勤務よりも良い!


上述した資格を有することによって、晴れて産業医として働くことが認められます。産業医
として働く経験は比較的高く評価されますので、しっかり経験を積めば転職に有利です。


しかし現実問題として長期間に渡って産業医として働く人は多くありません。せっかく大変
な思いをして産業医になったにもかかわらず、すぐに他の職種へと転職してしまいます。


ちなみに産業医の平均年収は1,100万円程度なので、病院勤務と比較して低くありませんし、
土日祝日はお休みなので、労働条件に関しては、はるかに医療機関よりも良いです。





■なぜ産業医になることを諦めるのか?


産業医として働くことを希望される方は決して少なくありません。しかし、多くの方が不安
をかかえています。一企業の働く場合、倒産とリストラに関するリスクがあります。


これらの問題は病院にもありますが、病院勤務の経験は違う病院で生かすことができます。
しかし、産業医の場合、産業医としての経験は高く評価されるといっても限られています。


そして、医師としてのやりがいを感じられなかった場合を想定される方も少なくありません。
残念ながらこうした不安を抱えてまで産業医になろうとは皆さん考えないようです。




 カテゴリ
 タグ