■医局をやめるタイミングについて


医師の先生方が転職を決意する経緯は人それぞれ違いますが、ある日突然医局を辞めたく
なるといったことはありません。それまで何度も辞めることを考えていたわけです。


しかし、そのタイミングがわからずに先延ばししてきたというのが、医師の先生方の本音です。
そうした中で医局を辞めるきっかけとなった理由として多いのが、以下の3つになります。


(1)学位および資格を取得したから

(2)後期研修を終えたから

(3)当直や時間外呼び出しがきつくなったから





■医局を辞めるのは難しくない?


それまで過酷な人間関係を生きてきたので、多くの先生方が医局を辞めるのは難しいと思い
がちですが、実際にやってみると意外に簡単に辞めることができるので拍子抜けします。


勿論いかなる正当な理由があっても、退局することを快く思わない人もいるので、医局を離れ
る前に嫌味の一つぐらいは言われるでしょうが、大半の人が円満に辞めることが出来てます。


医局の退局が難しいとされている理由は、こちらにて解説させていただいてます>>


確かにネット環境が今ほど整備されていなかった1990年台までは、医師転職サイトのような
存在がなかったので、医師の先生方が転職する場合は、人づてによる紹介が基本でした。





■なぜ多くの医師が医局の存在を恐れているのか?


2000年代前半までは、医局の力は今では想象できないほど絶大だったため、医局に逆らえば
医師として生きていけなかったのです。このため教授はその存在以上に神格化されたのです。


しかし2004年に臨床研修制度が施工されたことによって、医局の力も落ちていきます。今では
医師求人・転職サイトが100社以上ありますので、医師の労働市場も大きく変化します。


しかし、だからといって医局の力がなくなってしまったわけではありません。所属医局に関係なく、
自由に転職できるようになるまでは、残念ながら、もうしばらく時間がかかりそうです。



 カテゴリ
 タグ