■なぜ医局を退局するのが難しいのか?


過去に医局を離れて転職された経験がある医師の皆様は自ら経験されているのでお分かり
だと思いますが、いかに円満退職するかが、医師の転職を成功させるカギとなります。


医師の先生方は、一般のサラリーマンのように簡単に退職させてもらえません。転職を経験
した医師の先生方の大半が退職を切り出してから、何度も引き止められることになります。


最終日まで気がまったく抜くことができないので、精神的にも辛い日々を過ごさなければなり
ません。もっともそれだけ重要度の高い仕事を日々行っているという証拠なんですよね。





■退局を切り出すタイミングが重要


実際に退局を切り出すのは本当に勇気がいりますよね。一般の会社の場合は退職願の相談
は、直属の上司に行いますが、医局の場合は教授と直接面談しながら行います。


教授は超多忙な身にありながら、何とか時間を作って来期の医局人事を決めるため、医局員
と面談を行うわけですが、その際に退局を切り出すケースが多いように見受けられます。





■退局を切り出すのがとてつもなく大変


もっとも重要とされているのが来春に向けた教授との面談です。大学によって行われる時期
が微妙に異なりますが、実際に面談が行われるのは、11月から翌年の1月にかけてです。


この面談を通して教授は、医局員の今置かれている状況や希望などをヒアリングしたうえで、
来年の派遣先を決定します。この面談を逃してしまうと厳しいので大きな重圧となります。





■前向きな退局理由を用意する


当然のことながら教授は、医局員の皆様を来期も戦力として期待しているわけですから、
次の派遣先などを決めようとしている場で、退局を切り出すというのは大変ですよね。


教授の強いプレッシャーに飲み込まれないためにも、教授をやんわり理解してもらう方向へ
導くためにも、できるだけ前向きでもっともらしい理由が必要となります。



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