■自信過剰が命取りに


研修医の約三割がうつ病など心の病に苦しんでいるといわれているくらい、過酷な環境
で働いているわけですが、これを乗り越えなければ一人前の医師にはなれません。


こうした長期的な体調不良に陥る研修医の特徴としては、周囲の評価以上に自分自身を
過剰に評価している傾向にあります。このため身の丈にあった研修病院を選びません。


どう考えても無謀としか思えないほどレベルの高い優秀な病院を選ぶ傾向が強いことが
災いとなって、数ヶ月もしないうちに燃え尽きてしまうことになります。





■研修医はこうしたつまづく


当然のことながら医学部の勉強と実際の研修はまったく勝手が異なります。 当然のこと
ながら体力のない研修医はそこで挫折します。そうなると将来に希望を見いだせません。


医療に関する技術も知識を身につけていくのは、 全て積み重ねですから、研修医の段階
で挫折すると、そこからキャリアを修正するのは言うまでもなく非常に困難です。


そうならないためにも、医学部を卒業してからのマッチングがどうしても重要です。





■理想と現実の差に苦しむ


他者のアドバイスを通じて自分の適性を理解することが大切なんですが、冒頭で申し上げ
ました通り、自分自身の能力を過大評価する研修医が少なくありません。


昨日今日格闘技を始めた人が世界最強といわれたヒョードルに勝てると思い込んでしまう
のと同じです。頭の中では自分はできると思っても、実際の現場ではそうはいきません。





■研修医に必要なのは?


しかし、こうした研修医の多くが人のアドバイスを素直に受け入れることができません。
つまり自分の適正を理解しなままマッチングの希望を出すことになります。


これでは上手くいきませんので、研修医は常に謙虚さ素直さが求められます。



 カテゴリ