
■ 保冷剤には優れた効果が沢山ある?
どこのご家庭でも冷凍庫の中に保冷剤があると思いますが、その活用方法は限定されています。一般的な保冷剤の利用法としては、クーラーボックスの中に入れて飲み物や食べ物を冷やすための物です。しかし、これは非常にもったいないです
まず、保冷剤の中身についてですが、吸収材である高分子吸水ポリマーが2%程度含まれていて、残りの98%は「普通の水」が入っています。この高吸水性ポリマーが水を吸収しているため、あの保冷剤独特のむにゅむにゅした柔らかさにつながています。
また高吸水性ポリマーには優れた消臭効果があるので、あらゆる不快な匂いを消してくれる消臭剤としても期待できます。これまで何も考えずに食品についていた保冷剤を捨てていた方は、今日から捨てるのを止めて下さい。
保冷剤は、日常生活の中でいたる場面で役立ちます。しかも、単なる便利グッズとしてだけでなく、幅広い効果が期待できる優れモノです。
しかし、注意点も幾つかあります。一部の保冷剤には、エチレングリコールや、メタノールなどの毒性のある成分が含まれているケースがあるので、間違っても小さなお子さんが飲み込んだりしないように十分注意してください。
今回ご紹介させていただく記事をご覧いただければ、今日から保冷剤に対する考え方が変わると思いますので、ため込んでしまった保冷剤の再利用にお役立ていただければ幸いです。