■医師の接待事情について
病院の夕方になるとスーツ姿の方が沢山訪問され、廊下で並んでいます。
その大半が医薬品メーカーのMRです。お目当ての先生方を待ち構えているわけですが、
あれほど腰が低い人を見たことがないと、思えるほど皆さん腰が低いです。
病院内の患者さんがあの姿を見たら、恐らく医師の先生が偉そうに振舞っているように
思うでしょうね。それくらい徹底しているので、本当に頭がさがる思いです。
一般の会社でいえばMRは営業マンに近い存在です。
営業の仕事をしている方の中には人によって態度をかえる人が多いですよね。
MRはその辺を意識しているのか、研修医でも部長でも教授でも分け隔てなく、徹底して
低姿勢で接する方が多いように見受けられます。この点だけとっても立派ですね。
接待については、年々縮小傾向にあります。どこの業界も同じようです。
昔は製薬メーカーの多くがこぞって医師の先生方を接待していました。
しかし、公立病院は公務員ということもあって、今ではほとんどありません。
民間病院でも昔ほどではなくなりました。世間の目はどんどん厳しくなっていますね。
【 医師限定求人 】最短距離で年収アップを実現! >>
■変わった医師のアルバイト
医師のバイトとして、「医薬品に関するアンケート」を依頼されることもあります。
例えば冬場になると風邪を患う子供が短期間で急激に増えるので、毎日病院にて風邪の
子供を何人診て、どんな薬を使用し、どのように使い分けているのか尋ねられます。
こういったアルバイトは医薬品メーカーから直接依頼されることはありません。
医薬品メーカーから依頼されて、情報を集める会社から依頼されます。
恐らくそうすることによって、嘘偽りのない医師個人の意見が聞けるからでしょう。
医師と質問者が面談する恰好で1対1のときもあれば、3対1の時もあります
この模様はしっかりデータとして動画や音声として収録されています。
金額はだいたい5万円前後です。収録後には食事をかねた打ち上げもありますので、
アルバイトとしては決して悪くありませんが、そう滅多にあるものではありません。
またアルバイト(場合によってはボランティア)で講演を依頼されることもあります。
【 医師限定求人 】最短距離で年収アップを実現! >>