
■ 精製塩と天然塩は同じではない?
高血圧は現段階で決定打となる原因が解明されていないため、依然として「塩分の摂り過ぎ」が高血圧の原因であるかのように言われているため、色々な場面で減塩が必要以上に叫ばれています。
しかし、我々が普段口にしている塩と呼ばれるものは「精製塩」で天然塩とは大きく異なります。精製塩は原材料は天然塩であっても、その製法によって塩化ナトリウムが99%以上含まれているので、最近では色々な食品に「ナトリウム量」の表示を「食塩相当量」にシフトしつつあるようです。
ちなみに、今現在流通されている塩には以下の三つのものがあります。
(1)天然塩
天然塩には、天日塩、平釜塩、岩塩、湖塩があります。
(2)再生塩
外国から輸入した天然塩を洗浄してからニガリなどを添加した塩なので、当然添加物が相当含まれています。
(3)精製塩
天然塩を精製して塩化ナトリウムが99%以上に達してしまった塩。
■ 減塩商品は無意味!?
カップラーメンなどのインスタント食品には精製塩が多く含まれていて、特にインスタント味噌汁は塩分が多く含まれているため、家庭で作る味噌汁とは比較になりません。
しかし、家庭で使われる味噌汁でさえも最近は減塩のものが増えてきていますが、味がどうしても落ちますよね。普通に市販されているお味噌でも、おみそ汁にして1日2~3杯程度であれば全く問題ありません。
減塩しすぎてミネラル不足では悲しすぎますよね。ということで、今回は天然塩と精製塩について分かりやすくまとめてある動画とその内容を記事にしたものをご紹介させていただきます。