■医師になるまでがとにかく大変!
医師は高年収で社会的地位も高いとされていますが、医師になるまでが大変です。
大学の医学部に入学し、国家試験に合格しなければなりません。
国立大学と私立大学を比較した場合、世間では国立大学の方が評価されますが、医師
になってしまえば、そこから先が長いので、出身大医学は関係なくなります。
医師国家試験に合格したあとが本当の意味での勝負です。
新しい臨床研修医制度(スーパーローテート)によって劇的に変化しました。
病院内にあるほぼすべての診療科(循環器内科、泌尿器科、眼科、小児科、産婦人科)
を医師になって最初の2年間でどこの病院で研修するかを決めなければなりません。
ここからまず研修医としてのスタートを切ることになります。
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■過酷な研修医の実態
研修医は当然のことながら、常勤ではありません。非常勤として勤務することになる
わけですが、一般の会社でいえば派遣や契約社員のようなものです。
研修医を受け入れる病院は、研修医はをいつでもやめさせることができます。
しかも非常に安い給料で働いてもらえるわけですから、非常に重宝します。
厚労省から発表された平成24年度の「 賃金構造基本統計調査結果 」によりますと、
大卒の初任給は、199.6千円です。(新政権になってから、かなり上昇しています)
■待遇が改善されても依然として厳しい
ちなみに研修医は新しい臨床研修医制度によって月額30万円以上に定められていま
すので、以前よりもかなり改善されています。以前はとにかく安かったんです。
額面で15万円という信じられない薄給で容赦なく働かされていました。
新臨床研修医制度により、国公立病院でも30万円から40万円程度支給されます。
一方、私立病院は50万円程度支給されていますので、かなり差があります。
しかし、非常勤であるため福利厚生は支給されないケースが多いです。
また医学書などが非常に高額なのでなんだかんだで月10万円くらい生活費とは関係
ないお金が出ていきますので、余裕ある生活は難しいですね。
しかも初期研修の2年間はアルバイトができないので本当に大変です。
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