
■ なぜ突然ひざに痛みが生じるのか!?
歩いていて突然ひざの内側に痛みが生じてしまうケースが最近増えています。主な原因としてあげられるのが、姿勢が悪いため骨盤も歪んでしまい、下半身のバランスも崩れてしまうので、体を動かすたびに痛みが生じやすくなります。
姿勢が悪くなる原因は沢山ありますが、ひざの痛みにつながる原因としては、お尻の筋肉が弱い、もしくは硬いためです。普通の状態よりも大きな負荷がひざにかかるので、これが原因となって痛みが生じやすくなってしまうわけです。
一般の成人が歩くとき、ひざ関節には体重の3~4倍の負担がかかると言われているので、本来であればクッションとしての働きがあるお尻の筋肉が弱かったり、硬かったりすると、下半身のバランスが乱れてしまい、直接とてつもない負荷がひざに行くので、強い痛みが生じます。

『ひざの痛みの種類とは!?』
(1)「骨の痛み」
基本的に軟骨には神経がないので痛みませんが、クッション構造のすり減りなどが原因によって骨がこすれることもあるので、強い痛みが生じます。
(2)「靭帯の痛み」
関節の限界を超えてひざに負担がかかってしまうと、関節をまとめている靭帯が引き伸ばされて強烈な痛みが生じます。
(3)「炎症による痛み」
ひざの周辺が腫れによって周りの組織が圧迫されて痛みが生じます。