■メディカルドクターの役割とは?
ご存知のとおり医師の仕事は医療機関だけではありません。
働き方も多様化し、活躍できる場が着実に増えています。
中でも有望視されているのが、製薬会社に勤務するメディカルドクター(MD)です。
製薬会社では新薬の開発・研究に莫大な資金を投入しています。どんなに凄い効果が
得られても、副作用が強すぎるようでは薬として認められません。
このためメディカルドクターは、「 医学知識 」や「 臨床経験 」を生かして、治験
データの解析や厚生労働省に申請する書類の評価などを行ないます。
■メディカルドクターが注目される理由
国内の大手製薬会社の多くが外資の力が強まっていることもあって、製薬業界全体が
欧米の大手製薬会社を模倣する動きが否応なしに広がってます。
メディカルドクターを日本法人でも積極的に採用することにより、知識の共有が容易
になることから、こうした動きが強まるのはむしろ自然なことかもしれません。
欧米では、薬物治療が進んでいるため、医薬品の適正使用の推進に力を注いでいます。
このため、メディカルドクターを積極的に雇用する動きが高まっています。
規制当局も安全性をより向上させるために製薬企業の研究・開発においてメディカル
ドクターが関わることを強く求めているくらい、その役割は非常に重要です。
このため欧米ではメディカルドクターの地位が非常に高いです。
■日本でも雇用する動きが高まっている!
一方日本では、依然として医療機関以外で働く医師を低く見る傾向が強いです。
しかし、大学などの研究機関に属する教授クラスの医師が製薬企業に就職する動きも
見られていますので、メディカルドクターの地位が日本でも高まりそうです。
欧米の一流企業の多くがグローバル化を進めています。
製薬業界のトップにある一部の製薬会社は、これまでグローバル化を積極的に進めて
きました。そして、こうした企業の多くが効率化を強く求めます。
メディカルドクターを雇用することによって、国際水準にある臨床開発や安全対策に
関しても、各国の現地法人が足並みを揃えやすくなるので、メリットは大きいです。
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