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■ 30歳を過ぎたら「腸活(ちょうかつ)」をはじめよう!


 
腸が汚れていると様々な体調不良を引き起こします。
 
 
また、幸せホルモンの「セロトニン」が腸を自律的に動かし、腸にも脳と同様の機能が一部あることから、腸は「セカンドブレイン(第二の脳)」と言われています。
 
 
それほど腸は重要な器官なんです。
 
 
腸内が環境が悪化すると、まず血液がドロドロになり、血流と血行が悪化すると、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルをはじめ、腹部膨満感、残便感、腹痛などの不快症状が現われます。
 
 
腸は栄養の吸収と老廃物を排出するだけでなく、ストレスや免疫力にも深く関わっているので、心と体の安定を保ちながら日々元気に過ごすたためにも、腸内環境の改善が欠かせません。
 
 
ですので、男女に関係なく、30歳を過ぎたら腸活を始めましょう。
 
 
 
 

▼ 夜ヨーグルトと夜納豆の効果が凄い!


 
一番効果が高いのは、発酵食品を習慣的に食べることと、ヨガのようなエクセサイズを行うことです。
 
 
どちらかだけでも、それなりの効果が期待できますが、両方行うことによって、さらに効果が高まります。
 
 
腸内環境を改善するうえで特にオススメなのが、夜ヨーグルトと夜納豆です。
 
 
やり方は簡単、夜にヨーグルトか納豆、もしくは両方の食材を食べるだけです。
 
 
腸内環境が改善されることによるメリットは計り知れません。
 
 
 
 
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▼ 善玉菌と悪玉菌の役割


 
【善玉菌が増えると】
 
(1)アレルギー改善
(2)免疫力アップ
(3)整腸作用
(4)美肌
(5)元気ハツラツ
 
 
【悪玉菌が増えると】
 
(1)アトピー
(2)便秘
(3)喘息
(4)肌荒れ
(5)疲れやすい
 

 
 
 

▼ 腸内環境が改善するメリットとは?


 
上図にありますとおり、腸内には善玉菌と悪玉菌が存在しています。
 
 
悪玉菌がゼロになって善玉菌になれば健康になるというわけでなく、腸内環境を良い状態に保つためにもそれぞれ一定のバランスで必要になります。
 
 
腸内環境が改善されると同時に血流が改善され、その結果として基礎代謝、免疫力、脂肪燃焼効率がアップし、ダイエット、ホルモンバランスの改善、ストレス抑制、動脈硬化、うつ病、便秘、大腸がんなどの予防に効果があります。
 
 
ということで今回はヨーグルトと納豆を食べることで腸内環境を改善する方法について解説しているサタデープラスさんの記事をご紹介させていただきます。



 
 
ヨーグルト&納豆、
名医が教える新常識と落とし穴

 
 
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■ ヨーグルトの美容と健康効果を最大限に高める食べ方


 
まず最初にヨーグルトの美容と健康に関する効果を最大限に高める食べ方をご紹介させていただきます。
 
 
 

▼ ヨーグルトを食べるのに最適な時間


 
就寝から4時間が、腸が最も活動するゴールデンタイムです。
 
 
腸内環境を整えるには、腸が働く、夜に食べるのがオススメです。
 
 
 
 

▼ ヨーグルトを食べるタイミング


 
食前に食べるより、食後に食べた方が効果的。
 
 
空腹時は、胃の中に胃酸がたまっているため、ヨーグルトの菌が、腸に届く前に死んでしまいます。
 
 
胃酸の分泌は食事を終えると落ち着くので、食後に食べるの効果的です。
 
 
ヨーグルトは、夕食後のデザートとして食べるのがオススメです。
 
 
 
 

▼ ヨーグルトの量について


 
1日200g。それ以上食べても、だいたい効果は一緒そもそも、ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌は、腸の中で長くは生きられません。
 
 
一度にたくさん食べるより、毎日こまめにとることが大切です。
 
 
 
 

▼ どのヨーグルトを食べればいいのか?


 
ヨーグルトはそれぞれ菌が違うので1種類のヨーグルトを食べ続けるより、色々なヨーグルトを食べて違う菌をとった方がいいようです。
 
 
番組内で名医が実践している食べ方は、1ヵ月ごとにヨーグルトの種類を変えるやり方。
 
 
たとえ体に合う菌でも、長く続くとさぼり始めるので、定期的に入れ替えるため1月ごとに種類を変える方がいいようです。
 
 
 
 

▼ 腸活運動で腸の働きを良くする


 
腸がある部分を体の上からもむだけでも便通に効果があります。
 
 
特に、便がつまりやすいのが、大腸の入り口付近と、L字になっている部分です。
 
 
便秘でお悩みの方は、この2か所を押し出すようにマッサージしてみましょう。
 
 
 
 
 

■ ヨーグルトとの食べ合わせ<


 
次にヨーグルトと一緒に食べることによって、より腸内環境を良くする効果を高めてくれる食材をご紹介させていただきます。
 
 
 

▼ (1)バナナ


 
オリゴ糖が乳酸菌のエサになるのと、食物繊維が乳酸菌の働きを高める効果が期待できます。
 
 
腸内環境を良くし、病気にもかからず肌もきれいになります。
 
 
 

▼ (2)ニンジン


 
水溶性の食物繊維が多く、特に便秘の患者には効果的です。
 
 
皮ごと人参をすりおろし、ヨーグルトに混ぜるだけでOK。
 
 
分量は、ヨーグルト200g?に対して、人参1/3本が目安です。
 
 
お好みで、ハチミツを加えてもOK。
 
 
 

▼ (3)チアシード


 
チアシードは、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富で、腹持ちも良いため、人気が高まっているスーパーフードです。
 
 
チアシードは、乳酸菌のエサになる食物繊維も豊富に含まれています。
 
 
 

▼ (番外)水切りヨーグルト


 
ボウルの上にざるを置き、そのうえにクッキングシートを敷き、ヨーグルトを入れ、一晩置いておくだけで水分が抜けて、チーズのような食感になります。
 
 
水切りヨーグルトは、ヨーグルトから水分を抜いたものなので、栄養分が凝縮され、味わいも深くになります。
 
 
マヨネーズやチーズの代わりに料理に使えば、毎日違った味でヨーグルトを食べることができます。
 
 
 
 
 
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■ 納豆の美容と健康効果を最大限に高める食べ方


 
次にに納豆の美容と健康に関する効果を最大限に高める食べ方をご紹介させていただきます。
 
 
 

▼ 納豆のタレを入れるタイミング


 
タレは、納豆をかき混ぜた後に入れると、納豆に空気が入り、納豆菌が活性化します。
 
 
かき混ぜる前にタレを入れてしまうと、納豆に幕ができ、空気と混じりにくくなってしまいます。
 
 
最低50回かきまぜてから、タレを入れて食べるのがおススメです。
 
 
 
 

▼ 納豆を食べる量について


 
週に二回各1パックです。
 
 
 
 

▼ おすすめの納豆レシピ


 
女優の藤田朋子さんとタレントの森公美子さんが考案された納豆レシピをご紹介させていただきます。
 
 

【藤田朋子さんの納豆レシピ】
 
豆腐の上に納豆をのせ、しらすと、卵の黄身をのせていただく
 
 
【森公美子さんの納豆レシピ】
 
水で溶いたそば粉に、納豆を投入。
 
チーズを加え、フライパンで焼き、納豆チーズガレットに
 

 
 
 
 
 

■ 納豆との食べ合わせ


 
次に納豆と一緒に食べることによって、より腸内環境を良くする効果を高めてくれる食材をご紹介させていただきます。
 
 
 

▼ (1)カッテージチーズ


 
チーズのカルシウムで骨粗鬆症の予防効果をアップします。
 
 
醤油の代わりにポン酢を掛けることでカルシウムの吸収を助けるので効果的です。
 
 
 
 

▼ (2)大根(おろし)


 
消化酵素が多く含まれ、腸の働きを整えてくれます。
 
 
腸が健康になれば、肌もキレイになります。
 
 
さらに肌が作られるゴールデンタイムは、夜寝ている間なので、夕食に食べた方がよいでしょう。
 
 
 
 

▼(3)明日葉


 
明日葉は、伊豆諸島などでとれる野菜で、脳の血管によい効果をもたらしてくれます。
 
 
また、マグネシウムが豊富です。
 
 
生のまま刻んで入れて食べると脳の血管を安定させることができます。
 
 
 
 

▼(4)もずく


 
ビタミンやミネラルが豊富なもずくとの組み合わせは、ダイエット中の夜食にオススメです。
 
 
 
 

▼(5)アマニ油


 
オメガ3があり、これが、コレステロールや血圧を抑え、血管をしなやかになります。
 
 
さらに、脳の老化を防いて、認知症の予防効果も期待できます。
 
 
アマニ油は、熱に弱いので、納豆に混ぜるのは最適納豆も、血管に良いと言われる食材なのでアマニ油との相乗効果は抜群です。
 
 
 
 

▼(6)スイゼンジノリ(川茸)


 
抗酸化活性作用が非常に高く、体が錆びる、ということを少し抑えてくれます。
 
 
スイゼンジノリには、鉄分やカルシウムが多く含まれ、貧血や骨粗鬆症予防に良いと言われています。
 
 
さらに腸内環境を整え、免疫力アップが期待できる。
 
 
スイゼンジノリは、高い抗酸化作用と抗糖化作用が期待されています。
 
 
目や脳、骨など、体の老化を防ぐ可能性があり、アトピーの治療薬としても研究が進んでいます。
 
 
 
 
【出典】 サタデープラスさん
 
【画像】 Pinterest
 
 
 
 

■ 夜ヨーグルトと夜納豆の整腸作用のまとめ


 
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
 
 
健康を維持するうえで腸内環境を整えることがいかに重要であるか、お分かりいただけましたでしょうか。
 
 
腸内環境が整うことで、免疫力の向上、消化機能の改善、アレルギー緩和、心身のリラックスなどのメリットがあります。
 
 
腸内細菌が少なくなると、免疫力が低下して病気にかかりやすくなるため、腸内細菌のバランスを整えることが大切です。
 
 
腸内細菌のバランスが腸内で正常に整うことによって、消化機能の改善につながり、食物に含まれる栄養素を効率的に吸収することができます。
 
 
また、腸内環境が整うと、腸から幸せホルモン「セロトニン」の分泌量が増えます。
 
 
セロトニンは、心身のリラックス効果があるので、腸内環境を整えることでストレス解消にもつながります。
 
 
腸内環境を整えるためには、今回ご紹介させていただいた夜ヨーグルトや夜納豆など適切な食生活に加えて運動や睡眠も重要です。
 
 
今回ご紹介させていただいた内容が腸内環境を整えるためにお役立ていただければ幸いです。