
■ なぜ今キャベツダイエットなのか!?
最近またまたキャベツダイエットが巷でちょっとしたブームになっていますが、キャベツダイエットは短期間で痩せなければならない格闘家の間では昔ながらのダイエット法です。
まず、丸ごと食べることで、しっかり噛むので、口周りの筋肉が鍛えられるだけでなく、満腹中枢を効率よく刺激することが出来るので、バカ食いを抑えてくれます。
私の友人は喉が乾くからということで、何もつけずにキャベツをモクモクと食べていましたが、ドレッシングが沢山市販されているので、これらを利用することで丸ごとキャベツのバリエーションを楽しむことができます。

■ キャベツの効能・効果とは!?
キャベツは胃の働きを良くする効能・効果に優れています。
キャベジン(なつかしい...)など市販の胃腸薬でも胃の働きを改善する「消化酵素」「ビタミンU」という成分が疲れています。
よくキャベツのせん切りがとんかつやエビフライなどの揚げ物のつけ合わせとして使われていますが、ビタミンUが消化をよくしてくれるので、栄養学的に大変理にかなった組み合わせなんです。
ビタミンUの効用は、消化酵素以外にも、優れた抗潰瘍作用もあるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍にも有効とされています。
また、キャベツはビタミンCも豊富に含まれています。
キャベツの葉1~2枚食べれば1日の所要量の約40%をまかなえるという量です。ちなみにキャベツの主な栄養素以下のはとおりです。
ご覧のとおりビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCは抗菌作用や疲労回復に有効な成分です。
キャベツの主な栄養素(100g中含有量)
(1)ビタミンC 41mg
(2)カルシウム 43mg
(3)カリウム 200mg
(4)食物繊維 1.8g
『 キャベツは色々な味を楽しめる! 』
私のオススメは「お味噌」です。お酒のおつまみにもあいます。
色々なお味を楽しんだほうが、ダイエットの辛さを大幅に抑えることができます。
また、無理なくキャベツダイエットを継続することができるので、挫折するリスクが減る分、目標を達成しやすいといえます。
ということで、今回はキャベツダイエットについて分かりやすくまとめた記事と人気ユーチューバー・木下ゆうかさんの簡単キャベツレシピ動画を合わせてご紹介させていただきます。
ドクターも勧める「キャベツダイエット」
で1ヶ月3.5キロ痩せた!!

■ キャベツダイエットとは?
京都府立医科大学臨床教授であり、肥満外来のドクターとして長年ダイエットと向き合ってきた吉田俊秀先生イチオシなのが、キャベツダイエットです。
キャベツは、ピーマンやセロリなどと違ってあまり癖のない野菜ですし、スーパーで手軽に手に入れることが出来るので、ダイエットには最適だと評判を呼んでいます。
私も、高価なダイエット器具や酵素ドリンクを購入するよりも、手軽に出来るキャベツダイエットにハマりましたよ!
■ キャベツダイエットはなぜ痩せる?
キャベツダイエットは食前にキャベツを食べることで、満腹中枢を刺激させて、食べ過ぎを防止することで痩せるダイエット法です。
(1)満腹中枢を刺激する
私たちは何かをたくさん食べると、脳が「おなかいっぱい!もう食べられない!」と判断しています。
満腹中枢は食事開始後15分程たってから、働き始めるので、満腹中枢が働く前までに、たくさん食べてしまうと、本来ならおなかがいっぱいになるはずの量以上に食べれてしまいます。
満腹中枢はよく噛んで食べることでも働くので、ゆっくり食べることと、よく噛んで食べることは、食べ過ぎ防止のためにはとても重要なんです。
キャベツダイエットでは、食前にキャベツを食べることで、満腹中枢を早く働かせることができるんです。

(2)血糖値の急上昇を抑える
血糖値の急上昇は、肥満につながります。血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは、脂肪を溜め込む作用もあるので、ダイエット中は血糖値の急上昇を避けるべきなんです。
キャベツダイエットは、食前にキャベツを食べることで、その後の食事での血糖値の急上昇を予防できるんです。
■ 便秘の改善をし、身体の中からキレイにする
キャベツダイエットでは、キャベツを食べることにより、食物繊維の摂取量が上がり、さらに、よく噛んで食べることで、胃腸の働きをスムーズにします。そのため、便秘の改善に期待ができるんです。
■ キャベツダイエットの2つのルール
(1)1日3回の食事の前に、キャベツを6分の1個ガッツリ食べる
食事の前に噛み応えのあるキャベツを食べれば、自然とお腹が膨れて食欲が抑えられるという作戦です。
ポイントは、千切りキャベツではなく、ある程度の大きさにしておくこと! 噛み応えを残しておいて、咀嚼回数を増やすという作戦です。
必ず10~15分かけてじっくりと食べるようにしてくださいね。
ただし、注意しなければいけないのが調味料・・・くれぐれも高カロリーのオイルドレッシングや、マヨネーズなどを使用しないようにして下さい。
基本はノンオイルドレッシングや、ポン酢、塩などで味付けします。
私は、ひたすら「バジル塩」を付けて食べています。
クセになるフレーバーなので、飽きずに何度でも食べられますし、カロリーも控えめです。
(2)1日に70~80gのタンパク質をキャベツと同時に食べる
筋肉量を落とすことなく、痩せるのがキャベツダイエットのルールです。
そこで、忘れずに良質のタンパク質を摂取するようにしましょう。
例えば、脂身の少ない豚モモ肉は341g食べれば、タンパク質を70g摂取したことになります。
ダイエット中ですが、お肉を食べていいなんて・・・嬉しいですよね?
あくまでも、キャベツダイエットは筋肉を維持しながら、健康的に痩せていくというダイエット方法なのです。
■ 私のオススメキャベツダイエットメニュー!
最後に、私が実際に毎日試しているキャベツダイエットメニューをご紹介します。
とても簡単に作ることができるので、是非試してみて下さいね。
●ざく切りキャベツ+蒸しササミの青じそノンオイルドレッシングかけ
●豚しゃぶのキャベツ巻き
●ざく切りキャベツとスモークハムのバジル塩風味
●ざく切りキャベツの生トマトドレッシング(生トマトを潰したものに、少量のオリーブオイルと塩コショウを加えた手作りドレッシング)
このように市販のドレッシングを活用しながら、毎日工夫を凝らしたキャベツメニューを食べて行けば、飽きることなくダイエットを持続できるというわけです。
食事の最初に食べることで満腹感もアップしますし、何より量が多いので視覚で満足するメニューとなっています。
ダイエット中でも我慢しないで食べられるので、ストレスも溜まりにくいというメリットがありますよ。ぜひ、お試しください。
【動画】 木下ゆうかさんのチャンネルより
「 キャベツ3玉食べたい!キャベツがたっぷり食べられる簡単レシピ 」
■ まとめ
いかがでしたか?キャベツダイエットは美味しく、そして無理なく続けることが出来るダイエットなので、楽して痩せたい人にはオススメです!
ただざく切りにしたキャベツを食べるだけでは絶対に飽きてしまうので、自分なりのオリジナルメニューを考案して食べる楽しさも味わってみましょう。
written by ゆりぽん
【出典】 NICOLYさん(管理栄養士 若子みな美先生)
【画像】 Pinterest