
■ 無理してストレスを解消しようとすると余計ストレスに苦しめられる!?
生きていればストレスは誰にでもあります。しかし、無理してストレスを解消しようとすると余計にストレスが増えることになってしまいます。例えばお酒やショッピングなどで解消しようとするとかえってストレスが大きくなり、余計に苦しくなります。
特にこれらのストレス解消法は依存性が高いので注意が必要です。例えばお酒を飲めば飲むほど、買い物すればするほど「もっともっと」になってしまいます。自分で歯止めが効かなくなると自分の手にはおえなくなります。
完全に依存症になってしまうと心身ともに辛いことがやってきます。この状態にまで陥ってしまうと、第三者のサポートを受けなければ改善できません。自分でどうにかすることはできません。最悪以下のような「うつ病」など精神疾患の症状を悪化させてしまいます。

■ 幸せホルモンとは!?
ではどうすれば良いのでしょうか?。強いストレスを感じているとき人はそのことばかり考えてしまうので、ストレスがあったことさえ忘れてしまう状態にもっていけばいいわけです。
その一つの方法として幸せホルモン「セロトニン」を増やすことによって比較的容易に実現できます。
このセロトニンは、脳内で作られる脳内ホルモンの一つですが、約9割が腸から出される信号によって分泌されるので、腸の働きを良い状態に保つ必要があります
セロトニンは精神を安定させるなど「安らぎ」を与えてくれるホルモンです。セロトニンが分泌されることによって、以下のような美容と健康効果があげられます。
【セロトニンを増やすメリット】
(1)よく眠れるようになる
(2)ストレスに強くなる
(3)感情のコントロールが容易になる
(4)心のバランスを保つのが容易になる
(5)うつ病などの精神疾患の予防
(6)幸福感が高まる
(7)記憶力・学習能力の向上
(8)アンチエイジング
(9)ホルモンバランスが整う

『セロトニンを増やすのは簡単?』
セロトニンを増やす方法についてですが、難しく考える必要はまったくありません。基本は上図にあるとおりですが、より確かなものにするには、以下のことを習慣化すればセロトニンの分泌量は自然と増えます。
【セロトニンを増やす方法】
(1)深呼吸する
(2)20分程度軽くウォーキングする
(3)起きたらすぐに太陽の光を浴びる
(4)首や肩を回す
(5)何事も頑張りすぎない
(6)適度な休息を心がける
(7)泣く(号泣する=涙を出し切る)
(8)腸を温める
【セロトニンが増える食材】
●カツオ・マグロなどの赤身肉
●豆腐、豆乳、納豆、みそ、チーズ、ヨーグルト
●しょうが、ニンニク、とうがらしなどの調味料
■ いい口ぐせが幸せを呼ぶ!?
先にのべたとおり、幸せホルモンの分泌を良くしたいのであれば、やはり腸内環境を改善する必要がありますので、上述した食品を積極的に摂るようにしましょう。また、ウォーキングなど適度な運動をこころがけてください。
あともう一つだけ付け加えさせていただくと、良い口ぐせをこころがけてください。こうすると脳と腸の働きがよくなって、より幸せホルモンの分泌力が高まり、日常生活における「幸福感」がより高まります。
毎日をワクワク過ごすためにも、ストレスに強い心と体を手にする必要があります。そのためにも是非幸せホルモン「セロトニン」を意識して増やしましょう!!
【画像】 Pinterest
【動画】精神科医:樺沢紫苑先生
「ストレス発散最強法はコレ!」