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■ 塩レモンとは?


 
塩レモンは、英語でレモンソルトといい、中東、アフリカ、欧州では非常に人気の高い調味料の一つでして、レモンを保存ビンの中に塩と一緒に入れて1ヶ月程度漬け込むだけなので自宅で簡単に作ることができます。
 
 
漬け込む期間が長ければ長いほど塩分がまろやかになり、その分旨味も増しますが、塩が溶けてドロっとしたシロップ状となり、柑橘系のいい香りが立ち始めたらで出来上がりです。
 
 
出来上がった塩レモンは冷蔵庫で長期間(2年程度)保管でます。また、塩レモンは色々な料理に合う万能調味料なので、小まめに作り置きして冷蔵庫に常備されることをおすすめします。



 
 

■ 塩レモンのおいしい使い方


 
塩レモンにお肉を一晩漬けるとお肉がやわらかくなり、しかも肉本来の旨味がますので、手間はかかりますが焼く前に一手間加えることをおすすめします。
 
 
また、同様に魚料理にも良くあいます。お魚を塩レモンに漬けるとお魚の生臭さが抑えられるので、より美味しくお魚を頂くことができます。また、パスタや野菜料理にも合いますし、お刺身の薬味にもバッチリです。
 
 
塩レモンに色々な野菜と混ぜることでスーパーでは手に入らない最高級のドレッシングになります。とにかく塩レモンは様々な用途にあうので沢山作りおきされると良いでしょう。
 
 
 
 
 
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■ 塩レモンの嬉しい美容と健康効果


 
塩レモンは調味料でありながら様々な美容と健康効果が期待できます。
 
 
まずレモンには美肌作りに欠かすことができないビタミンCを豊富に含んでいるわけですが、殘念ながら普通にレモンを食べる程度ではビタミンCの優れた美肌効果は期待できません。
 
 
なぜならビタミンCの約半分は皮に含まれてるからです。
 
 
ですので、皮ごと食べないと効率よくビタミンCを摂ることができないわけですが、塩レモンは皮ごと食べるので、レモンが持つビタミンCを漏らすことなく摂取できます。
 
 
 
 

▼ クエン酸の効果がすごい!


 
また、レモンに含まれる「クエン酸」は糖質の代謝を良くしてくれるため、脂っこいものと一緒に食べることで脂肪の分解を助けてくれので、ダイエット効果も期待できます。
 
 
その他にも免疫力UP、疲労回復、風邪などの病気の予防、シミ・シワ予防に効果ありです。
 
 
特に疲労回復効果が凄いので、様々な病気の予防につながります。
 
 
ちなみ疲労は運動やストレスなどによって乳酸が体内で蓄積されることで起こるので、乳酸を素早く排出することが疲労回復につながります。
 
 
クエン酸はこの乳酸を排出する働きが非常に優れているので、心身の疲労、肩こりや筋肉痛、肝臓病などの予防に効果があるといわれています。
 
 
また、脳の神経疲労を和らげ、認知症を予防する効果も優れています。
 
 
 
 
 
■ 塩レモンの作り方
 
塩レモンの作り方についてですが、上手なレモンの切り方がポイントとなります。
 
 
レモンを縦に切のではなく、X型に切った方が果汁がたっぷり抽出されるのでおすすめです。
 
 

▼ 材料


 
レモン(国産)・・・3~4コ
 
粗塩・・・カップ1~1と2分の1
 
 
 

▼ 作り方


 
1.レモンは洗い、水けをふき取る。1コ、4~5等分の乱切りにする。
 
2.清潔な瓶に塩・レモン・塩の順に重ねて入れ、一番上に塩がくるようにして詰める。
 
 
冷蔵庫で保存し、時々瓶をふって上下を返す。
 
※1週間後から使える。エキスが出てくるのは、1か月後。
 

 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】 カズ飯/Cooking Kazuさん
 
「 めっちゃ流行ってる塩レモンの作り方! 」
 

 
 
 
 

■ 塩レモンの作り方と効果に関するまとめ


 
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
 
 
塩レモンは単なる調味料ではありません。少しもったいない使い方ではありますが、キッチンや洗面所など水回りのお掃除にも効果的です。
 
 
塩レモンを使えばお料理のレパートリーも増えますし、すぐれた疲労回復効果で肝臓など疲れた内蔵の働きを改善するなど、幅広い効能・効果期待できるので、是非一度塩レモンをお試し下さい。