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■ 季節の変わり目に生じやすい「咳」に注意!
 
 
最近原因不明の「咳」に悩まされている方が増えています。風邪でもなく、ましてや結核でもないのに1週間から2週間程度かるい咳の症状が続いてしまうのが特徴です。
 
 
季節の変わり目に起こりやすく、年間を通じてこうした症状に何度も悩まされるのですが、こうした咳に効く方法を今回ご紹介させていただきたいと思います。
 
 
 
 
『 ただタマネギを置くだけなのに咳止め効果がすごい! 』
 
 
それは「置きタマ」といって、たまねぎの皮を剥いた状態で半分に切り、プラスチックなどの容器に入れて、枕元に一晩中置くだけという極めて簡単な方法です。
 
 
にわかには信じられないかもしれませんが、たったこれだけで咳の症状が治まり、また夜もぐっすり眠れるようになりますので、心と体を癒やす凄い力があります。



 
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『 玉ねぎのニオイ成分が咳に効く!? 』
 
 
玉ねぎ独特のニオイが咳の症状を抑えてくれるので、タマネギは出来るだけ汁気が多いものを選んで、枕元においてください。また、タマネギの匂い成分は咳の症状を抑えるだけでなく、安眠効果も同時に高めてくれる点もオススメです。
 
 
仰向けに寝ながらの咳ほど苦しい物はありませんよね。咳が治まるだけで呼吸が一気に楽になりますので、もし咳で悩まされることが多い方は是非ためしてみてください。
 
 
タマネギは切った断面から咳に効くエキスが放出されるので、伏せてしまっては蓋を閉じるのとおなじになってしまうので、必ず切った断面が上か横にくるようにしてください。
 
 
 
 
 
■ なぜこれほどまでに効果が高いのか?!
 
 
タマネギを切ると目に強い刺激を受けて涙がでる経験を誰もがされていると思いますが、実はそれは「硫化アリル」という成分によるもので、これが咳に効くんです。
 
 
硫化アリルには、血行促進、自律神経、脳神経の働きを安定化する働きがありまして、これによりストレスを抑えてくれたり、朗らかで明るい気分にしてくれる効果がああります。
 
 
半分に切って、部屋中に一晩置くことによって、インフルエンザの予防になるのだとか。玉ねぎに豊富に含まれる硫化アリルは、大腸菌やサルモネラ菌さえも殺傷してくれます。
 
 
 
 
『 他にもある玉ねぎの優れた健康効果! 』
 
 
個人的には感染症予防にもなるのではないかと、色々な点でタマネギの持つ効果に期待しています。それくらいタマネギには咳止め効果以外にも高い効果があります。ところで、最近タマネギを生で食べてますか?。
 
 
私は生のたまねぎをスライスしてポン酢をかけて食べるのが大好きなんですが、人によっては、玉ねぎ独特の辛味が受け付けない方もいます。しかし、この辛味成分である硫化アリルは、体内で血のかたまりを溶かす物質と同じように働きがあるんです。
 
 
これにより血液が詰まるのを防いでくれるので、血栓症、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの予防になります。また、悪玉コレステロールを減らす働きもあるので、その結果として血液がサラサラになります。
 
 
 
 
 
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■ 他にもある玉ねぎを使った優れた咳止め方法とは?!
 
 
これだけ優れた効果が期待できる、置きタマの唯一の欠点である「ニオイが」原因で実践している方はごくわずかです。ニオイは消す方法はいくらでもあるので、置きタマを実践しないのは本当にもったいないことです。
 
 
しかし、タマネギを輪切りにして置く以外にも色々な方法があります。代表的なのがマスクにタマネギを輪切りにしたものをはさんで使用する方法はかなり即効性があります。
 
 
また、玉ねぎの絞り汁を5~6倍にお湯で薄めたものでウガイをすると咳の症状が和らぎ、これもマスクを使った方法同様に咳や痰の症状を短時間で解消してくれる優れものです。
 
 
 
 
『 玉ねぎのニオイを消す方法 』
 
 
うすくスライスして、そのままドレッシング食べます。ニオイは強烈ですが効きます!。
 
 
もし口に含んであまりにもニオイがきつい場合は「果汁100%のりんごジュース」がおすすめです。ニオイを瞬間的に抑えてくれますので、タマネギのニオイも安心です。
 
 
 
【画像】 wikiHow
【画像】 pixabay