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■ サケに含まれるアスタキサンチンの効果が凄い
 
 
サケはサンマと並んで秋に収穫される魚というイメージが依然として強いですが、最近はロシア産や北欧産の輸入物が格安で入ってくるので、一年中食べることができます。
 
 
実はサケは栄養素の宝庫でして、中でも最近注目を集めている栄養素が「アスタキサンチン」はカロテノイドの中でも抗酸化力が強く、万病の元とされている活性酸素を除去する働きに非常に優れています。
 
 
それもそのはず、「アスタキサンチン」の抗酸化力は強力でビタミンEの1,000倍、βカロテンの100倍もの抗酸化力あると証明されています。
 
 
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「アスタキサンチン」が持つ活性酸素を除去する働きによって、しみやしわを防ぎ、動脈硬化などの生活習慣病を予防し、老化防止効果が凄いんです。特に加齢性黄斑変性症や白内障などの目の病気の予防に効くとされています。
 
 
また、高血圧、動脈硬化、糖尿病、がんなどの生活習慣病の予防にも効果があるとされています。ということで今回は東京バーゲンマニアさんの記事とサケをまるごと食べるのに最適な料理「鮭のホイル焼き」レシピの動画を合わせてご紹介させていただきます。



 
 
サケは皮まで食べつくせ!
味だけじゃない、オイシ過ぎる
サケの美容パワーを徹底解説

 
 
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■ コスメマニアも注目!!頭にはあの成分が
 
 
アスタキサンチンの抗酸化力は、同じく抗酸化力のあるビタミンEの500~1000倍といわれています。ベニサケの切り身一切れで、ビタミンEの豊富なアーモンド1~2キロを食べた分の抗酸化力を発揮するというから驚きです。
 
 
アスタキサンチンは肌の中の活性酸素を除去して、シミをつくるメラニン色素の形成を抑えてくれるので、美白効果があります。でも、サケの持つ美容効果はそれだけではないのです。
 
 
まず注目したいのが皮です。ほとんどが、肌にうるおいとハリをもたらすコラーゲンでできています。サケは一定の場所に留まらずに回遊しているので、海の不純物や環境に左右されません。
 
 
 
 
 
■ 鮭の皮は絶対に捨てないでください!
 
 
そこで、サケ皮からとれる「マリンコラーゲン」は、ヒドロキシプロリンの含有量が少ないうえに、変性温度も低いことから、牛や豚などの動物性コラーゲンに比べてタンパク質が分解されやすく、消化・吸収性に優れています。
 
 
動物性コラーゲンでカルシウムや脂肪分を除去するのは極めて困難ですが、マリンコラーゲンには脂肪分がほとんどないので、ダイエット中の方やコレステロールが気になる方にも安心です。
 
 
しかも、アレルギー性が少なく匂いもないので、「良質で安全」として化粧品・医療分野で脚光を浴びています。また、鮭の皮にはカルシウムやビタミンB2も含まれているので、ぜひ捨てずに食べてください。
 
 
 
 
 
【動画】
 
鮭のホイル焼き 作り方 レシピ
 
 
 
 
 
■ サケのおいしくて美容と健康にいい食べ方とは?
 
 
焦げない程度にカリカリに焼いて塩を振るだけで、ご飯にもお酒にも合う一品の出来上がりです。皮ごとシチューや鍋に入れてもいいですね。
 
 
肉に含まれるDMEA(ジメチルアミノエタノール)という成分は、筋肉の弾力を助けて、肌をキュッと引き締める働きがあります。脳の集中力を高めるので、プチうつの解消にも良さそうです。
 
 
さらに、頭の部分にあるプロテオグリカンは、最近、「ヒアルロン酸より保湿効果が高く、乾燥肌にイイ!」といわれて、コスメマニアに人気の化粧品の原料成分です。
 
 
今の季節、三平汁で頭ごといただきましょう。体はほかほか、お肌もぷりぷり、言うことナシです。
 
 
 
 
 
■ サケのデメリットとは?
 
 
ほかにも認知症予防など、底知れないパワーが注目されるサケですが、弱点も。脂溶性であるアスタキサンチンは、油と相性が良い成分なので、ソテーやムニエルなどの調理法がおすすめです。
 
 
ただ、焦げるまで焼くのはNG。アスタキサンチンが壊れてしまうそうです。身の赤い部分に火を通すときは、ほどよくふっくらを心がけましょう。
 
 
また、ビタミンCと一緒に食べると効果が増すそうなので、野菜と一緒に石焼鍋にしたり、ホイル蒸しにしたり。カルパッチョやマリネでサラダ風にしてもいいですね。
 
 
 
【出典】 東京バーゲンマニアさん
 
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