
■ みかんの白い筋を捨ててませんか?
あなたはみかんを食べるときに白い筋をきれいに取って食べてますか?。それとも白い筋ごと食べてますか?。もし白い筋を捨てているのなら本当に勿体無いですよ。
みかんの白い筋は「アルベド」といって、食物繊維が豊富な上に、ビタミンPまでも含まれています。驚くべきことにあるベルトには、みかん本体の身の部分よりも優れたビタミンが含まれていまして、ビタミンPに関しては何と300倍も多いんです。
ビタミンPは、ビタミン様物質といって、ヘスペリジン、ルチン、エリオシトリンなどの総称です。これらビタミンPのうち、みかん由来のポリフェノールが「ヘスペリジン」になります。

『 スペリジンの優れた美容と健康効果の秘密とは? 』
このヘスペリジンは、毛細血管を強化してくれる働きがあります。毛細血管が強化されることによってシミ・シワができにくくなります。見た目の若さを維持したいのであれば、白い筋ごと食べたほうがいいんです。
ということで今回は、みかんの白い筋に含まれている様々な美容と健康効果について解説されている記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
みかんの「白い筋」捨ててる?
老化防止にもなる偉大な栄養効果とは

寒いときに家で温まりながら食べる定番といえば、“みかん”ですよね。
みかんを食べるとき、まず外の皮をむきますよね。さて、問題は次です。皆さんは、みかんについている白い筋のようなものをとりますか? それとも気にしないでそのまま食べますか?
実は、この白い筋のようなものをとって食べるなんて、とっても勿体ないことなんです! 今回はこの“みかんの白い筋”について管理栄養士の筆者がご紹介します。

■ みかんについている白い筋は栄養の宝庫!?
みかんについている白い筋は、“アルベド”と呼ばれているかんきつ類の果皮内側の繊維。このアルベドには、みかんの果実部分に含有されている栄養価より優れたビタミン類が含まれていることが分かっています!
アルベドの中にはビタミンPが豊富で、みかんの果実部分の約300倍近く含有しているといわれています。そして、便秘予防、肥満予防のための食物繊維も豊富に含まれています。

■ビタミンPとはどんなもの?
ビタミンPは、ビタミンに似た“ビタミン様物質”と呼ばれるもので、ポリフェノールの一種です。ワインに含まれるポリフェノールと同様に、強い「抗酸化力」や「毛細血管」を強化する働きを持っています。
また、花粉症などのアレルギーに対する抑制効果も期待できます!。ちなみに、みかん等のかんきつ類に多く含有されているビタミンPは、別名ヘスペリジンとも呼ばれます。熟す前の青みかんにも多くのヘスペリジンが多く含まれています。

■壊れやすいビタミンCを守る働きも
ヘスペリジンは、湿度や温度、紫外線の影響を受けやすく壊れやすい性質を持っているビタミンCを守る働きをし、ヘスペリジンに助けてもらったビタミンCは、血流を良くしたり、活性酸素を抑えることで血圧の上昇を予防したりもします。
また、前述の通り毛細血管を強くして、体内部の組織と栄養・酸素のやりとりをサポートします。
さらにアトピー性皮膚炎や花粉症等のアレルギー反応による炎症を緩和、コレステロール値の改善、中性脂肪減少のサポートなど、幅広い働きが期待できます。

■ さいごに...
いかがでしたか? 今回は、みかんのよく捨ててしまう部分“白い筋”の栄養成分についてご紹介いたしました。これらの成分を美味しく食べるおすすめのレシピは、みかんで作るマーマレード。
また、手軽な焼きみかんもおすすめ。皮ごとみかんを焼くことで、皮に含まれている有効成分がみかんの果肉に浸透します。みかんを無駄なく美味しく丸ごと食べて、美や健康が保てるのは嬉しいですね。

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「みかんの白い筋に驚きの健康効果!
みかんのカロリーを知っていますか?」