
■ 体調不良が続いたら腸を疑え?!
毎日適度な運動、バランスのとれた食事、質の高い睡眠を心がけて規則正しい生活を送っているにもかかわらず、様々な体調不良に悩まされているケースが少なくありません。
そういった悩みを抱えている方に多く見られるのが、「腸」に何らかしらの問題を抱えていることです。腸は第二の脳といわれるほど我々人間が生きていく上で重要な臓器でして、単なる排便だけを行なう器官ではありません。
自律神経を通じて体の各動作や体内の臓器の働きを管理し、幸せホルモンとしておなじみの「セロトニン」などの脳内物質の分泌にまで大きな影響力を持っています。それゆえに腸は心と体の健康や美容に深く関わっているので、腸の働きが悪化してしまうと様々な体調不良の原因となるリスクがあります。

■ 腸が汚れる原因とは?
もし症状が改善されない場合は腸の状態が悪化していることを疑ってみて下さい。例えば胃痛が長引いている場合は長い腸管の内側に食べ物のカスや老廃物、便などが溜まってしまうと、便秘以外にも色々な症状に苦しめられることになるので、生活習慣を見直す必要があります。
腸の働きを改善するにはいくつか方法がありますが、マッサージはかなり効果が高いです。
ということで、今回は腸の働きを改善するための「小腸マッサージ」のやり方と腸の働きについて分かりやすく解説している綺麗のトリセツさんの記事と腸の働きを良くするエクセサイズの実演動画を合わせてご紹介させて頂きます。
腸からのSOS。腸のそうじからみる
体質改善と美しくなる為のメソッド

■ 体調不良の原因は腸の硬さと冷え?
病院に行くほどではないのだけれども、あまり気分が良くない、体調が優れない場合は、腸が硬くなっている可能性があります。
特に冬は腸が冷えやすいので、放置してしまうと色々な症状がまとめて出てくる可能性があるので、早い段階で手を打たなければなりません。
下記の項目にあてはまっていないかご確認ください。3つ以上当てはまる方は、長い間腸が硬い可能性が高いです。
【現在こんな症状に悩まされている】
●高価なスキンケアやフェイシャルエステをしても肌荒れが改善されない
●冷え取り靴下や腹巻をしているのに温かくならない
●サプリを摂るものの体調に変化なし
●疲れが取れにくく、風邪をひきやすい
●生理痛がひどく鎮痛剤が欠かせない
●ストレス解消に食べたり飲んだりする
●理由もなく滅入ったり鬱々とする
●毎年花粉症で悩まされている
●アレルギーやアトピーがある
●お腹に触れるとつめたい
●肩こりや腰痛がある
●猫背気味で呼吸が浅い
■ 腸が固い人の生活習慣とは?
私はこれまでに多くの方の腸をもみ、カウンセリングをしてきましたが、小腸が硬い方たちの傾向として...以下のような特徴が挙げられます。
【腸が硬い人の特徴】
●発酵食品が少ない、またはほとんど食べない
●パンや麺類の割合が多い
●コンビニ食やできあいのおかずで済ませることが多い
●コーヒーやお茶、清涼飲料水は飲んでも水をあまり飲まない
●野菜をあまり食べない
●お腹が空いていなくても食べてしまう
●運動らしい運動をしていない
●他人の言動が気になる
●移動中はもとより寝る直前までスマホなどを使用している
●過ぎたことや明日以降のことをよく考える
●人間関係をはじめとするストレスが強い
■ 小腸マッサージで腸をケア!
これらは小腸からすると「してほしくないこと」ばかりです。
それを続けるのは、自分で自分の腸を虐待しているようなものです。残念な仕打ちを受けた小腸は、どんどん硬く冷えて動きが鈍くなり、くたびれ老化してゆきます。
これは私たちが目指すべき理想の腸、若々しい腸と真逆の状態です。
試しに自分のおへその横や下(2~3センチ離れた場所)を指の腹で息を吐きながらグーっと押してみてください。
軽い刺激でも硬い、痛いと感じたら、腸年齢が実年齢をオーバー気味、小腸をケアする小腸マッサージで腸の若返りを目指しましょう。
■ 小腸マッサージのやり方
次に小腸マッサージのやり方を以下のとおりご紹介させていただきます。小腸マッサージは2ステップで構成されていて、非常に簡単なんですが、硬くなった小腸をほぐすことによって、美容と健康に良い効果をもたらしてくれます。

▼ 小腸マッサージ【ステップ1】
両手を重ねた状態でおへその上あたりに置きます。
▼ 小腸マッサージ【ステップ2】
自然な呼吸のまま、手を置いた位置を変えずに手首を使って時計回りにクルクルと回転させます。
10~20周を1セット、クルクルと回転する速度は、首をゆっくり回す早さが目安です。
ソファにダラリともたれかかる姿勢がやりやすく、仰向けに寝て行うときはヒザを立てます。
食後1時間くらいを外せば、起床時や就寝前、お風呂の湯船の中などケアしやすい場所や時間を選びながら1日1回~何回でも行えます。
■ 腸のケアに手遅れなし!
柔らかく温かい腸になるほど腸年齢は若返りますので、腸のケアに手遅れなし!です。
今回の「小腸マッサージ+便通ケアのマッサージ」のダブルマッサージは、言わば「腸のそうじ」です。
お部屋のそうじ同様、毎日ちょっとずつすれば手間も時間もかけずにキレイが保てます。
腸のキレイと全身のキレイは常に表裏一体。毎日の「腸そうじ」で不調知らずの腸美人になりましょう!
【出典】 綺麗のトリセツさん(真野わかさんの記事)
【画像】 綺麗のトリセツさん
【画像】 wikiHow
【動画】 ウンTube【食べて、やせる!よくばり腸活】さん
見ながらできる!腸もみマッサージ手順動画
■ 体調不良の原因は腸だったのまとめ
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
「寝る前にこのポーズを10秒×3回行っていただくと、さらに腸の働きがよくなります!!」。
また、上にある美朝セラピストの小野咲さんの動画も必見です。腸の働きを劇的に改善するメソッドが惜しみもなく披露されています。是非こちらもご覧ください。