
■ みかんで風邪を予防できるの?
今年は暖冬かなと思っていたのですが、ここに来て寒さが日増しに厳しくなっていますよね。朝晩の寒暖差が大きくなっています。
寒さが厳しくなると免疫力が低下するので、風邪やインフルエンザなどの感染症を発症するリスクも高まります。また、人によっては今の時期に花粉症のような症状(鼻水、くしゃみ)に苦しめられるケースも少なくありません。
寒いと体調管理が難しいです。毎年3月頭くらいまでは、風邪、インフルエンザが流行る時期なので、免疫力を高めて、しっかり予防しなければなりません。そこでオススメしたいのが「みかん」です。あの果物のみかんです。

■ みかんは今が旬!
旬のものを食べるのは確かな健康法の一つですが、みかんは優れた健康効果が期待できる成分が豊富に含まれています。代表的なのが「ビタミンC」です。また、薄皮には「食物繊維」が豊富に含まれています。
ですので、腸の働きもよくなりますから、血行も良くなって自律神経も整います。この時期に引き起こしやすい病気を予防してくれる効果が期待できます。子どものころおばあちゃんの家に遊びに行くと病気にならないようにとみかんを沢山食べさせられました。
そのせいか今だにこの時期になるとみかんを沢山食べてます。しかし、そのおかげで免疫力を高い状態に保つことができているので、10年以上風邪をひいてません。ということで、今回は、「みかん」に関する記事と風邪を予防する方法をまとめた動画をご紹介させて頂きます。
疲労回復や冷え・風邪予防に!
万能「みかん」の活用法まとめ

冬を代表する果物といえば「みかん」。ビタミンCが豊富で、健康に良い果物として知られていますが、みかんの魅力はそれだけではありません。
これまでnikkanCare.ismでご紹介してきたみかんの活用法をおさらいし、冬の健康維持に役立てましょう。
■ 冬の健康管理には「みかん」!

過去記事「お正月はみかんを食べよう!知っておきたいみかんの健康効果4つ」によると、みかんの果肉を覆う薄い袋ごと食べることで、効率よく「食物繊維」を摂取することができ、腸内環境が改善されて便秘解消効果が期待できます。
また、豊富に含まれるビタミン類(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)は風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に効果的。乾燥しがちな冬には、水分とビタミンを同時に摂取できるみかんがぴったりなんです。

『 他にもあるみかんの凄い健康効果! 』
さらに、みかんには酸っぱさの素「クエン酸」が含まれているので、疲労回復およびリフレッシュ効果も期待できます。
みかんを食べ過ぎると手が真っ黄色になってしまいますが、その原因は発がん抑制物質「βクリプトキサンチン」。すぐれた抗酸化作用によって、がんなどの予防にも役立つと言われている成分です。
皮に含まれる「オーラプテン」という成分にも同様の作用があるため、皮ごと煮てジャムなどとして摂取するのがおすすめです。
■皮ごとジュースにすると美容と健康効果がアップ!

過去記事「冬の風邪を制するのは“皮ごと”!みかんの皮に含まれるミラクル成分とは」によると、みかんの皮には抗酸化成分である「ヘスペリジン」が豊富に含まれているので、これを食べずに捨ててしまうのは本当にもったいない!!。
「ヘスペリジン」は、ポリフェノールの一種で、毛細血管を強くする作用や血中コレステロール値を改善する効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などが期待できる美容と健康に良い効果をもたらす成分なんです

『 ハンドブレンダーでみかんの栄養素を丸ごといただけます! 』
最近ではみかんを皮ごとジュースにできるハンドブレンダーが売られているため、皮の栄養素まで手軽に摂取することができます。他にもいろいろと使えるので、美容と健康のために1台はもっておいてもいいかもしれません。
もしハンドブレンダーが無い場合は、薄皮とすじを果実と一緒に食べましょう。ヘスペリジンの摂取量がアップするだけでなく、薄皮やすじに含まれる食物繊維が腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。
■足湯で冷え対策!!

「シャワー派必見!男子も“みかんの皮足湯”で冷えを撃退」では、みかんの皮を「足湯」に利用する方法をご紹介しました。
天気のいい乾燥した冬日に、みかんの皮を陰干しして乾燥させます。乾燥の目安は、乾燥前の2~3割程度の量になるまで。皮をポキッと折ることができるくらいになればOKです。

『 みかんは乾燥させると漢方になる! 』
実は、みかんの皮をカラカラに乾燥させた“陳皮(ちんぴ)”は、立派な漢方の生薬なのです。足湯へ入れる入浴剤として活用すると、陳皮に含まれる成分が湯に溶け出し、血行が促進され、芯まで温まるといいます。冷えや疲労回復に役立ちますね。
栄養たっぷりのみかんは、毎日の健康維持のサポート役。今が旬の食べ物ですから、積極的に取り入れたいですね。ただし、食べ過ぎは禁物。大量に摂取すると冷えの原因にもなりますので、1日2~3個に止めましょう。
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【動画】 精神科医:樺沢紫苑先生のチャンネル
「 風邪を一日で治す方法 」