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■ やっぱりコーヒーの健康効果は凄った!
 
 
コーヒーには美容と健康に優れた効果をもたら成分が豊富に含まれていますが、中でも「カフェイン」の持つ美容と健康効果には凄いものがあります。
 
 
例えばカフェインを摂取することで体内の脂肪を分解する働きを加速させたり、自律神経の一つである「交感神経」を刺激して、エネルギー消費を高める効果も期待できます。
 
 
また、運動の1時間前にコーヒーを飲むことによって、「運動効果」を最大限に高めることができます。私はジムで筋トレを行なう場合、筋トレを行う1時間前に必ずコーヒーを飲んでいます。
 
 
 
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そして、カフェインには、集中力を高める効果や筋肉痛を和らげる効果なども期待できることから、美容と健康に関する効能・効果がダントツに優れています。
 
 
そうした中、先日「コーヒーを毎日飲むことによって、ガンの発症リスクが大きく軽減する...」といった内容を国立がんセンターの研究チームによって発表されました。しかも、かなりの量を飲んでも、健康には全く問題無いようです。
 
 
ということで、今回はコーヒーが持つ優れたがん予防効果について解説したAll Aboutさんの記事とコーヒーに関する豆知識をまとめた動画を合わせてご紹介させていただきます。



 

 
ちょっと気になる
がんとコーヒーの関係

 
 
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■ 1日3杯以上コーヒーを飲む女性は……
 
 
厚労省の研究班(主任研究者:津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)は、40~60歳代の女性約5万9000人に対して、15年間追跡調査を行い、コーヒーを飲むのが週に2日以下というグループに対して
 
 
毎日3杯以上のむというグループでは、子宮体がんになるリスクが約6割減少していたという結果が得られたことを発表しました。ちなみに、毎日1~2杯というグループでも子宮体がんのリスクが、約4割減少していました。
 
 
この研究班は喫煙や食生活とがんの発生との関連を大規模な調査で研究しているグループですが、今までにもコーヒーを3杯以上飲む女性のグループは、週に2日以下のグループと比較して、浸潤結腸癌になるリスクが約4割になるという研究結果を報告しています。
 
 
 
 
 
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■ コーヒーは肝臓がんにも効く!
 
 
同じ研究班の調査結果で、「肝臓がん」と「コーヒー」との関係に関するものがあります。
 
 
この結果では、男女を問わず、コーヒーを飲む習慣がない方に比べ、肝臓がんのリスクは毎日1~2杯のむ方では、約半分に、毎日5杯の方では約1/4に減少することが報告されています。
 
 
いずれも、信頼できる機関から発表されているデータですので、コーヒー党でない方にとっても、気になるデータかもしれませんね。
 
 
 
 
 
 
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■ まずは冷静に考えましょう
 
 
実は、話をひっくり返すようですが、前述のような調査結果のほかに、「コーヒーが膀胱がんのリスクを上げた」という結果や、「血圧が上がる」「胃が荒れる」という健康への悪影響を示唆する結果が報告されているのも事実です。
 
 
たとえば、肝臓がんの原因であるC型肝炎に罹患しておられる方は、肝機能の影響もあり、コーヒーの飲用を控えている可能性があるということや、喫煙の有無についての影響が完全に排除できているのかということなど
 
 
調査の対象となる母集団に様々なひずみがないのか、ということもよく考えなくてはなりません。
 
 
 
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それにコーヒーの銘柄が関係あるのか、ブラックで飲む場合と、糖やミルクをどっさり入れる場合の違いは、とか、缶コーヒーとインスタントコーヒーと、ドリップで入れるものとの違いは、などなど、色々な条件が関係するのかどうかも考慮する必要があります。
 
 
よって、結果を早急に鵜呑みにせずに、まずは、そういうこともあるのか、というスタンスで、頭の片隅に入れておくというのが、コーヒーに限らず、食べ物とがんとの関連のニュースを見たときには大切だと思います。
 
 
 
 
【出典】 All Aboutさん:(文・狭間 研至さん)
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】 トップランキングさん
 

 
コーヒーを10リットル飲んだら、なにが起こる?
 

 
 
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