
■ 自律神経が乱れるとどうなるの!?
よく「自律神経が乱れる」といったことを耳にしますが、どういった状態なのか分かりませんよね。自律神経は24時間休むこと無く、人間のありとあらゆる行動や臓器の働きをコントロールするいわば司令塔のような役割を果たしています。
ですので、自律神経が乱れてしまうと、以下の様な体調不良を引き起こしてしまいます。しかも、ある日突然こういった症状が引き起こされるので、精神的落ち込むケースが少なくなりません。
【自律神経が乱れると起こる症状】
(1)全身倦怠
(2)めまい
(3)頭痛
(4)動悸
(5)下痢
(6)不安感
(7)緊張
(8)イライラ
(9)ふるえ
(10)吐き気

ちょっとした体の変調も自律神経が乱れていることをあらわす「サイン」となります。
また、ストレスや生活リズムの乱れ、不規則な食生活、運動不足、睡眠不足、加齢などです。また、最近はスマホの長時間利用などが原因で目の疲れによって自律神経が乱れるケースも増えています。
こうしたころから、今後さらに自律神経が乱れることによって、精神的ぶに肉体的にも体調不良を引き起こしてしまうケースが急増することが予想されます。
ということで、今回は目の疲れによって自律神経が乱れてしまうトラブルについて解説しているLIFE&BEAUTYREPORT(LBR)さんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
目の疲れが原因に!?
自律神経が乱れる意外な原因3つ

■心身の不調や不眠の原因になる恐ろしい自律神経の乱れ
自律神経とは「循環器」や「消化器」、「呼吸器」といった体内の器官を調整するために24時間休むことなく働き続けている神経のこと。
自律神経は、身体の活動している時や日中に優位になる「交感神経」と、リラックス時や夜に優位になる「副交感神経」の2つあり、バランスを保つことで心地の良い生活ができるのです。
しかし、ストレスや昼夜逆転生活などの影響により、2つのバランスが崩れて自律神経が乱れてしまいます。自律神経を失調すると不安や緊張、抑うつや肩こり、不眠といった様々な不調を招くおそれがあります。
■意外!?自律神経が乱れる原因3つ
自律神経が乱れる原因として最も大きいのがストレスですが、それ以外にも自律神経が乱れてしまう意外な原因として以下の3つがあります。
▼ 自律神経が乱れる原因(1)
「眼精疲労(目の疲れ)」
目の焦点を合わせる筋肉である毛様体筋は自律神経が司っています。したがって目を酷使することで毛様体筋が疲弊すると、自律神経のバランスが崩れてしまい、目だけではなく、全身への影響があるとされています。
▼ 自律神経が乱れる原因(2)
「カルシウム不足」
カルシウムは緊張した神経を落ち着けて、苛立ちを抑える働きがあります。そのため、自律神経を乱さないための予防として有益であるとされています。
その分カルシウムが不足するとイライラしてしまう可能性もありますので、自律神経のバランスを崩さないよう、牛乳やチーズ、ヨーグルトといった乳製品をはじめとし、小魚やほうれん草といったカルシウムが豊富な食品を積極的に摂りましょう。
▼ 自律神経が乱れる原因(3)
「呼吸が短くて浅い」
呼吸法には大きく分けると「胸式」と「腹式」の2つになるのですが、私たちは呼吸の浅い胸式呼吸をしていることが多いようです。
姿勢が悪化すると知らず知らずのうちに呼吸が短く浅くなってしまい、交感神経が優位になって、自律神経が乱れ、そうした状態が続くと自律神経失調症となってしまいます。
反対に腹式呼吸でゆっくりと息をすれば自律神経を刺激して副交感神経が優位になります。交感神経が優位になっていると感じた時は腹式呼吸を意識して自律神経のバランスを取るのがおすすめ。
ストレス社会に負けず、自立神経を整えて心身ともに健やかに過ごしたいものですね。
「攅竹」でストレスからくる
眼精疲労を予防・改善!

■ 目の疲れを解消するマッサージのやりかた
このマッサージは非常に簡単なので、是非仕事や勉強の合間に行ってみて下さい。これだけで十分眼精疲労を予防できますし、ストレスを感じることが減ると思います。
▼ 目の疲れを解消するマッサージ『STEP1』
まず攅竹のツボ(眉毛の先端にある骨の部分)を中指、もしくは中指と人差し指の腹を使って指圧します。このとき軽く横にひろげると力を入れずに指圧できます。

▼ 目の疲れを解消するマッサージ『STEP2』
3秒から5秒押して一旦ゆっくり離し、1秒おいて再度ゆっくりやさしく押して下さい。これを1分程度くりかえしてください。

『マッサージの効果と注意点について』
眉毛が生えている部分も疲労します。ですので、眉毛周辺部分に疲労が蓄積されすぎると眉間にしわが出来やすくなるので、日常的にほぐしてやることで、おでこ周辺のしわを予防・改善できます。
注意点としては、ゆっくり息を吐きながら優しくつぼを指圧してください。攅竹を強く指圧してしまうと強い痛みが生じますので、逆効果となります。
【出典】 LIFE&BEAUTYREPORT(LBR)さん(文・前田 紀至子さん)
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 リタジネン式 ツボ指圧 ritajinennさん
眉間のシワに効くツボ「攅竹」
■ 目の疲れからくる「自律神経」の乱れのまとめ
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
上述させて頂いた通り目の疲れから自律神経が乱れると様々な体調不良を引き起こしてしまうわけですが、普段から大切な目が疲れないようにケアしてあげる必要があります。
おすすめの方法は、空を見ながらぼ~っとすることです。目の疲れが癒されるだけでなく、ストレスを解消する効果も高いのです、まさに一石二鳥です。
仕事が忙しくて昼間の空を見ることが出来ない場合は、夜でも大丈夫です。夜の方が目を癒す効果が高いので是非一度試してみてください。