
■ 梅雨から夏にかけての健康管理に梅は欠かすことができない!
梅にはミネラルが豊富に含まれています。カルシウムはリンゴの約4倍、鉄はリンゴの何と6倍も多く含まれています。また、マグネシウムや亜鉛などのミネラルに関しても梅の方が多く含まれています。
梅にはクエン酸・コハク酸・リンゴ酸といった疲労回復効果に優れた成分が含まれていますので、梅雨の時期の体調不良(頭痛、めまい、吐き気、イライラなど)を予防してくれます。
また、これから本格的な夏を迎えるにあたって、夏の厳しい暑さによる熱中症対策や夏バテ、食欲不振、不眠などを解消・改善するうえで欠かすことができません。

■ 梅の美容と健康効果が凄い!
梅には余分な脂肪を燃焼する作用に優れ、腸内環境を整えて便秘や下痢の症状を解消する効果も期待できます。腸内環境が良くなると血流も良くなり、体内の活性酸素を抑える働きが活発化します。
このため、美肌効果や老化予防効果も期待できるので、梅を習慣的に食べることによって、優れた美容と健康効果を発揮してくれます。こうした梅の優れた効果・効能を効率よく摂取する方法があります。
それが「梅ジュース」です。梅ジュースにすることで、梅のエキスが濃縮されるため、梅ジュースを飲むことで効率よく摂取できます。ということで、今回は梅ジュースについて解説したLBRさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
むくみ・疲れにおすすめ!
今が旬、梅の酵素ジュースを作ろう

■梅雨ダルやむくみに!「梅」がおすすめの理由2つ
(1)ミネラルでむくみスッキリ
汗をかきやすいこれからの季節は、汗とともにミネラルも流れでてしまい、体内のミネラルバランスが崩れやすい季節です。ミネラルの中でも、カリウムとナトリウムは、細胞の内と外に存在して体内の水分バランスを保つ役割を担っています。
梅にはミネラルが、リンゴの2倍のカリウム、4倍のカルシウム、6倍の鉄と、豊富に含まれています。

(2)クエン酸&ポリフェノールで疲れにくい身体に
梅の酸味のもと「クエン酸」は、疲労回復効果があることで知られていますね。細胞内でエネルギーを生み出す「クエン酸回路」を活性化して、効率良くエネルギーを作り出すサポートになるのです。
また、紫外線やストレスなどによって体内に発生する活性酸素も、疲労の原因の一つといわれています。梅にはポリフェノールも含まれていますから、活性酸素から身体を守って疲れにくい身体を作ります。

■ おいしい梅ジュースの作り方
『STEP1』
材料として梅を1kg、砂糖を1kgを用意してください。

『STEP2』
梅をつける容器を洗って下さい。(洗い終わったら焼酎で消毒しましょう)

『STEP3』
梅を水で洗って、ザルにあげて、しっかり水を切って下さい。


『STEP4』
竹串を使って梅のヘタを取って下さい。

『STEP5』
梅を乾いた布やキッチンペーパーを使って水気を取ります。

『STEP6』
ビニール袋(ジップロックがおすすめ)に梅をいれて、冷蔵庫の冷凍室に24時間以上いれて梅を凍らせます。


『STEP7』
容器に梅を出来るだけ隙間がないように並べてください(1段目)

『STEP8』
梅が隠れるくらいまで砂糖を入れて下さい。

『STEP9』
その上に梅を同じ要領で並べてください(2段目)

『STEP10』
同じ要領で砂糖を入れます。この作業を繰り返して最後は砂糖を入れて終わります。


『STEP11』
容器のフタをして、冷暗所におきます。凍った梅がとけてくると結露がでるので、容器の下にタオルをしいてください。

『STEP12』
数日すると果汁が出てくるので、容器の下に砂糖がたまらないよう、1日1~2回は容器をゆすってください。

『STEP13』
約10日で完成です。梅がしわしわになった状態が飲み頃になります。

『STEP14』
梅の身を取り出して、シロップを鍋に移します。約80度で10~15分かけて加熱殺菌します。沸騰直前になったら弱火にして、沸き立たないように常にかき混ぜることで80度の状態を保てます。


『STEP15』
ジュースが完全に冷めてから、消毒したビンに入れます。保存するさいは冷蔵庫に入れます。1ヶ月を目安に、出来るだけ早く飲みきって下さい。

『STEP16』
冷水、牛乳、炭酸などで4~5倍に割って飲みます。


【出典】 LBRさん:(文・岩田 麻奈未さん)
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【動画】 marronrecipeさん
「 梅ジュース(シロップ)の作り方・飲み方 」