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■ クエン酸の一体なにが凄いのか!?


 
ここにきて「クエン酸」や「重曹」の優れた効果効能がメディア(テレビの情報番組や雑誌など)で取り上げられる機会が増えてきました。
 
 
ほんの数年前まで「クエン酸」と「重曹」はトイレや台所などの水回りを清掃するための薬品くらいに思われていましたが、今では幅広く利用されています。
 
 
ちなみにクエン酸の働きについてですが、クエン酸を摂取することによって、細胞を構成するミトコンドリアの中で「クエン酸回路」というエネルギーに変換する回路がつくられます。
 
 
つまり、この「クエン酸回路」によって体内に摂取された食べ物を効率よくエネルギーに変換されます。
 
 
 
 
 

■ 幅広い効果が魅力!


 
最近「クエン酸」は、ドラックストアなどで気軽に入手することができますが、クエン酸が持つ効果は実に幅広く、色々な使い方ができます。
 
 
先に述べたようにキッチンや洗面所などの水回りのお掃除、料理の調味料、メイク落としなど美容にも使えます。
 
 
クエン酸はとにかく美容と健康にとどまらず、幅広い働きをしてくれます。
 
 
ということで、今回はクエン酸の凄すぎる効果を以下のとおりまとめさせて頂きました。
 
 
 
 
 
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▼ クエン酸の効果(1)『 疲労回復効果がすごい 』


 
基本的に食べ物は体内に吸収されてからブドウ糖に変換されまして、酵素やビタミン(特にB群)、酢によって酸化されたエネルギーになります。
 
 
クエン酸はこの過程に重要な成分で、クエン酸によって体内のブドウ糖を完全に燃焼させることができるので、疲労の原因となる「乳酸」をため込むこむ働きを抑えてくれます。
 
 
ですので、クエン酸は疲労回復や、肩こり、筋肉痛などの予防に効きます。
 
 
また、クエン酸は新陳代謝をより活発にしてくれるので、若さと健康を維持に欠かすことが出来ない大切な成分です。



 
 

▼ クエン酸の効果(2)『 血流を改善する効果が凄い 』


 
いわゆる血流が悪化した状態(健康ではない状態を示す)を「血液がドロドロ」といいますが、これは血液の酸性値(ph値)が「酸性」に傾いている状態です。
 
 
反対に「血液サラサラ」の状態(健康な状態を示す)は血液が「弱アルカリ性」の状態を指します。
 
 
クエン酸を摂取すると体の中でアルカリ性として作用し、血液のph値を高めて弱アルカリ性の血液サラサラ状態にしてくれます。
 
 
これによって血液に関する様々な病気を予防できます。
 
 
 
 
 

▼ クエン酸の効果(3)『 血圧を下げる 』


 
クエン酸によって血圧を上げる作用があるACEという酵素の働きを1/10まで低下させることができます。
 
 
生命にとってある程度の血圧は絶対に欠かせないものですので、この酵素も必要ですが働きすぎるのは困りものです。
 
 
ましてや動脈硬化が進んでいる血管には、過剰な負担を強いることになってしまいます。
 
 
高血圧の治療薬として「ACE阻害薬」が有名ですが、ACE阻害薬はこの酵素の働きを抑える働きがあります。
 
 
ですので、クエン酸はこれら薬並みのパワーを持っているといえます。
 
 
つまり、クエン酸には疲労回復効果があり、しかも血圧を抑える働きもあるので、健康効果に優れた食品です。
 
 
食事に入れて上手に摂取することをオススメします。
 
 
 
 
 
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▼ クエン酸の効果(3)『 優れた抗酸化作用で老化とガンを予防 』


 
老化の原因は、活性酸素によって細胞が酸化することによって生じます。
 
 
クエン酸には細胞が酸化するの防いでくれる働きと万病の元である活性酸素を除去する作用もあります。
 
 
ちなみに「活性酸素」は、ガンの原因になるので、活性酸素を効率よく除去することができればはガンの予防につながります。
 
 
ちなみに活性酸素はストレスによって体内で増加します。
 
 
しかしながら、ストレス社会とよばれて久しい現代社会を生きる私達にとって、自らストレスを抑えるのは難しいですよね。
 
 
ですので、クエン酸が持つ優れた抗酸化作用を利用しない手はありません。
 
 
 
 
 

▼ クエン酸の効果(4)『 食事に入れる美味しくなる 』


 
クエン酸は酸っぱいので、調味料として利用すると料理の味がしまります。
 
 
使い方としては以下の方法があります。
 
 

【クエン酸を調味料として使う】
 
●お寿司の酢を合わせるときクエン酸を加えることによって、酢だちせずによく利いた味が出ます。
 
●ラーメンに少しクエン酸を入れると、ラーメンの旨みを引き出します。
 
●焼肉のタレにクエン酸を入れると悪どさがとれて味がさっぱりします。
 
●しょうゆにクエン酸を加えると二杯酢ができます。これに砂糖を加えると三杯酢ができます。
 
●この他色々な食品でお酢の代用としてお使いいただけます。クエン酸はお酢のようなツンとしたにおいが無いので、サッパリとした酸味が料理に効きます!
 

 
おつけもの、わかめときゅうりの和え物、刺身、ゆでえび・かになどの酢の物、冷奴、湯豆腐、ほうれん草、甘酢あんをかけたものなど、ほとんどの料理にあいます!。
 
 
 
 
 

▼ クエン酸の効果(5)『 お部屋の除菌や消臭 』


 
クエン酸をスプレーにして使うと最強のお掃除洗剤として活躍します。
 
 
家中いろいろな所をきれいにしてくれますよ。よごれだけでなく、いやな臭いを中和させたり、雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。
 
 
また、クエン酸は水垢落としにも非常に優れているのでトイレ・お風呂・キッチンなどの水回りにも大活躍です。
 
 
是非クエン酸をスプレーにして除菌・消臭・カビ予防・水垢落としに使用してみて下さい。
 
 
 
 
 

▼ クエン酸の効果(5)『 美容効果がすごい 』


 
クエン酸は、美容と健康にも効きます!
 
 
実はクエン酸にはピーリング効果もあるんです。
 
 
手軽に作れるうえに格安ですし、しかも使い方も簡単なので是非利用してみてください。
 
 
気になる効果のほどですが、ちょっと肌がくすんできたなとか代謝が落ちているなというときにいいようです。
 
 
また「にきび対策」として、クエン酸が入った水(1~2%)で洗顔しましょう。
 
 
にきびの元となる雑菌をクエン酸がきれいに殺菌してくれます。
 
 
※お肌に合わないと感じたらすぐに使用をやめてください。
 
 
 
 
 
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▼ クエン酸の効果(6)『 入浴剤として使える 』


 
そして、「脂気やフケに悩まされている方」は、水500mlにクエン酸60gを溶かし、クエン酸溶液を作りおきすることをおすすめします。


これらをリンスをするさいに薄めて使用します。
 
 
量の目安は、洗面器1杯のお湯にクエン酸溶液をさかずき1杯程度入れるだけでOKです。
 
 
また自身の匂いが気になる方は、お風呂にクエン酸を入れてもOKです。
 
 
浴槽のお湯200リットルにクエン酸30~80g程度でOKです。
 
 
使い終わった後は浴槽の掃除にも使えるので無駄が一切ありません。
 
 
 
 
 

▼ クエン酸の効果(7)『 病気のちょっとした予防に 』


 
季節の変わり目には、極端に寒くなったり暖かくなったりを繰り返すので、免疫力が落ちやすいです。


せきや喉の痛みなど様々な体調不良を引き起こす可能性があるだけに、普段から予防する必要があります。
 
 
もし、風邪の引き始め(咳、喉の痛みなど)には、コップ1杯に12gのクエン酸を入れた水でうがいしましょう。


すでに風邪をひいてしまった方もぜひ試してみてください。
 
 
ちょっと酸っぱさを感じるかも知れませんが、これがのどの痛みに効きます。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】 健康オタクさん
 
「炭酸水を"1杯3円"で作る方法(クエン酸+重曹)」
 

 
 
 
 

■ クエン酸の効果に関するまとめ


 
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
 
 
上述させていただいたクエン酸の効果を以下のとおりまとめさせていただきました。
 
 

【クエン酸の効果】
 
(1)疲労回復
(2)血糖値の上昇を抑える
(3)胃腸の働きを整える
(4)便秘の予防
(5)活性酸素を除去
(6)マグネシウムやカルシウムの吸収を助ける
(7)食欲を増進させる
(8)尿量を増やす
(9)殺菌効果
(10)消臭効果
(11)美容に関する幅広い効果
 

 
 
意外に思われるかもしれませんが、クエン酸は、スポーツドリンクやサプリメントなどにも使用されています。
 
 
しかし、いくらクエン酸に優れた効果効能があるからといっても摂りすぎは厳禁です。
 
 
胃腸の不調やアレルギー症状を引き起こすことがあるため、適量を守って摂取するようにしてください。
 
 
今回ご紹介させていただいた内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
 
 
 
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