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■ 青汁とは!?
 
 
青汁というと俳優の八名信夫さんが出演されていたテレビCMでの名台詞「う~まずい。もう一杯」を思い出す方も多いかと思います。私はそんな「青汁」をかれこれ4年以上飲んでいます。緑茶と合わせて飲むと味に深みがでて、青汁単体で飲むよりも飲みやすくなるので、毎朝必ず飲んでいます。
 
 
青汁が登場した当初(1980年代)は、健康に気を使う中高年の飲み物という感じだったのですが、最近は青汁の優れた美容(ダイエットなど)と健康効果に惹かれて若い人たちの間でも人気が広がっているようです。
 
 
ちなみに、青汁はケールなどの「緑葉野菜」を絞った汁のことで、最近は大麦若葉、小松菜、ヨモギなどを使いながら、味を改善したものが増えていまして、以前のものよりもかなり飲みやすくなっています。それぞれの野菜に含まれる栄養素は以下の通りです。
 
 
 
 
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(1)ケール
 
 
ケールには、β-カロチン(ビタミンA)、B1、B2、Cなどのビタミンやたんぱく質、カルシウム、食物繊維、リン、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
 
 
ちなみにカルシウムは牛乳の約2倍、ビタミンCはみかんの約2.5倍、カロチンはトマトの約5倍、ルティンはほうれん草の約2倍、ビタミンEはピーマンの約3倍も多く含まれているので、いかにケールが美容と健康に優れた野菜であるか伺いしれますね。
 
 
 
 
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(2)大麦若葉
 
 
大麦若葉には、タンパク質をはじめビタミンA・ビタミンB・ビタミンC、カリウム・カルシウム・カロチン・マグネシウム・マンガン・亜鉛などのビタミンやミネラル、その他に食物繊維などの栄養素、葉緑素(クロロフィル)、SOD酵素などが含まれています。
 



 
『青汁の効能・効果とは!?』
 
 
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(1)骨粗しょう症の予防・改善
 
青汁に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあり、中でもケールを原材料とする青汁は、カルシウムとビタミンDが豊富に含まれているので骨粗鬆症予防・改善に優れた効果が期待されています。
 
 
 
 
(2)花粉症の予防・改善
 
 
青汁の原材料であるケールの糖脂質やフラボノール配糖体がアレルギー因子の「IL-4」を減少させる働きがあり、同じようにケールに含まれる成分が花粉症の症状が発生するまでの流れを途中で遮断してしまうので、花粉症の症状が発症しにくくなります。
 
 
私は青汁を飲むようになってから4年ほど経過するのですが、ついに今年は昨年以上に花粉症の症状が軽減され、ほとんど気にならないレベルになりました。毎年のように、くしゃみ、鼻水、片頭痛、目の痒みに悩まされていたことが嘘のようです。
 
 
 
 
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(3)糖尿病などの生活習慣病予防
 
 
明日葉を原料とした青汁には、「カルコン」という成分が豊富に含まれていまして、このカルコンはポリフェノールの一種で、血糖値をコントロールする作用があるため、糖尿病などの生活習慣病を予防する効果があると期待されていま。
 
 
また、青汁には食物繊維も豊富に含まれており、食物繊維によって食後に血糖値が上昇するのを抑えられるので、こうした点も生活習慣病予防に効果的だと思います。
 
 
 
 
(4)血中コレステロールを下げる
 
 
青汁に含まれる「抗酸化成分」はコレステロールを上昇させないのは勿論のこと、数値を減少させる働きもあるので、高血圧の方におすすめです。
 
 
 
 
(5)ダイオキシンを排泄
 
 
青汁には食物繊維と葉緑素を豊富に含まれているので、青汁を習慣的に飲むことによって、ダイオキシンの排出がスムーズになり、人体への悪影響を最小限に抑えられます。
 
 
食物繊維や葉緑素を日々の食事から毎日継続して摂取するのは非常に難しですが、青汁なら飲み続けるだけでいいので簡単です。
 
 
 
 
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(6)便秘解消
 
 
青汁に含まれる食物繊維が便秘の予防や改善に優れた効果を発揮してくれます。夜寝る前に青汁を飲むと翌朝は排便しやすくなり、便秘の症状が徐々に改善されていきます。
 
 
 
 
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(7)ダイエット
 
 
若い人たちの間でダイエットを目的に青汁を飲まれている方が増えています。青汁のダイエット効果を高める飲み方として、おススメしたいのが食事前に飲むことです。そうすることで満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防いでくれますし、血糖値の上昇を抑えてくれます。
 
 
また、ダイエット中にお腹が空きすぎた場合に青汁を飲むと「何か食べたい」という衝動を抑えられるので、ダイエットがスムーズに行えます。また、空腹(ゆっくり飲む)のほうが吸収しやすいので栄養バランスが整います。
 
 
 
 
■ 青汁はいつ飲めばいいの!?
 
 
目覚めのコーヒーは刺激が強すぎるので体によくありませんが、青汁なら睡眠中に失われた栄養素と1日の活動に必要な栄養素を補給できるので、目覚めのコーヒーではなく、目覚めの青汁から一日をスタートさせましょう。
 
 
どうしても平日の昼食は偏ってしまいますが、青汁には緑黄野菜の成分が豊富に含まれているので、お昼ごはんに青汁をプラスして、栄養バランスを整えましょう。
 
 
最後に夜青汁を飲む場合についてですが、夜間睡眠時間には成長ホルモンの分泌が高まるので、成長期のお子様のカルシウム補給に優れた働きが期待できます。
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【画像】 wikiHow
 
【動画】はじめしゃちょー(hajime)さん
 
「 かたっぱしから青汁を混ぜてスーパー栄養補給を狙う 」
 

 
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