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■ 歯周病とは?


 
歯周病は、顎の骨が溶けて歯がグラグラ揺れてしまう病気です。最悪歯を失います。大変お恥ずかしい話なんですが、私は仕事の忙しさにかまけて、歯周病の兆候が見えていたにも関わらず、歯医者を受診しませんでした。 
 
 
その結果どうなったか!?。歯を2本失いました。おじいちゃんになった気分で本当に落ち込みました。インプラントによって今のところは日常生活に支障はありません。
 
 
ですが、歯周病ケアを怠ると歯周病が一気に進み、また抜けてしまうかもしれないので、今では3~4ヶ月おきに歯医者さんを受診しています。ということで今回は歯周病についてまとめさせていただきました。
 



 

■ 歯周病の原因とは?


 
虫歯はある程度の深さなら、何とか抜かずに詰め物などで元通りに咬み合わせを回復することができますが、歯周病の場合は、一度歯周病にかかり揺れ始めた歯を元に戻すことは本当に大変なんです。
 
 
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯と歯肉の境目(歯周ポケット)の歯磨きが行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し、歯肉の辺縁が炎症を帯びて赤くなったり腫れたりします。
 
 
口の中にはおよそ500種類の細菌がいて、歯磨きが充分でなかったり、糖涙を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面に付着します。このネバネバしたものが歯垢(プラーク)で、歯周病の最大の原因です。
 
 
 
 

■ 歯周病で歯を失うとどうなる?


 
やっかいなことに粘着性が強くうがいをした程度では全然落ちません。歯周病は、このプラーク(歯垢)の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こします。
 
 
そして、進行すると歯周ポケットが深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は歯を抜かなくてはならなくなってしまいます。ちなみに歯を失うと以下のリスクが生じます。
 
 
■歯を失うリスクとは?

(1)顔が歪んで表情が悪くなる
(2)見た目が老けて見える
(3)糖尿病など生活習慣病を引き起こす
(4)自信がなくなり精神疾患を引き起こす
(5)脳への刺激が減り、認知症を引き起こす

 
 
プラークは取り除かなければ硬くなって、歯石となって歯の表面に付着します。強固に付着した歯石はブラッシングだけでは取り除くことができません。
 
 
この歯石の中や周りにさらに細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続け、口臭にも悪い影響を及ぼします。
 
 
 
 

■ 歯周病を予防するには?


 
30歳代の後半になると歯周病リスクは高まります。しかし、この年代の方は何かと忙しいので、歯周病を放置しがちです。そうしないためにも以下のような歯周病のサインを見逃してはなりません。
 
 
■歯周病のサインとは?

(1)歯茎から血が出る
(2)歯茎の腫れやかゆみ
(3)口の中がネバネバする
(4)口臭がきつくなる
(5)歯がぐらぐらする
(6)食べ物が歯の間に挟まりやすくなった

 
 
歯周病の原因は歯垢なので、歯垢を発生させないことが歯周病予防の基本となります。そのためには歯磨きが何より大切なんですが、どんなにキレイに磨いたとしても歯垢が付着します。
 
 
ですので、歯周病をしっかり予防するためにも40歳を過ぎたら年に2回は歯医者さんを受診されることをおススメします。
 
 
2~3回通って歯垢をきれい除去してもらって問題なければ、3~6ヶ月ほど期間をおいて受診するといいっでしょう。
 
 
 
 

■ まとめ


 
最後までご覧いただきありがとうございます。私は死ぬまでずっと今残っている自分の歯で食べたいので、心を入れ替えて歯医者さんに定期的に通って歯周病の治療を受けています。
 
 
おかげで歯は見違えるほどきれいになり、歯茎の状態もかなりいいです。是非歯周病の疑いがある方は、できるだけ早く歯医者さんを受診しください。
 
 
 

 
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