
■ 今回のレシピは、うま味ドリンク
今回は2020年7月6日にNHKの朝の人気情報番組『あさイチ』で放送されたうま味ドリンクのつくり方と健康効果についてまとめさせていただきました。
今回番組内では、唾液量が減ることで様々な体調不良や病気を引き起こす原因になるので、うま味ドリンク=昆布水などを使って唾液量を増やす方法が解説されていました。
■ 唾液の量減ると様々な体調不良と病気を引き起こす原因に?
唾液は、様々なウイルスの侵入を防ぐ、歯の病気を予防、口臭を抑える、消化を助ける、活性酸素を減少するなど様々な効果があるのですが、加齢が進むと唾液の量が減っていきます。
そうすると様々な体調不良や病気を引き起こす原因となってしまうので、40歳を過ぎたら唾液の量を増やす取り組みを意識して日常生活の中で行う必要があります
■ 唾液量を増やすには?
唾液の量を増やす方法として、「見る」「噛む」「飲む」「押す」の4つがあり、日常生活の中で積極的に行うと比較的早く改善されます。
『見る』
梅干しやレモンなど酸っぱいものを見ると、脳が反応して自然と唾液が出てきます。
『噛む』
私たち人間は、かむことで唾液が作られる「唾液腺」が刺激され、「そしゃく唾液反射」がおこって唾液が作られるので、噛めば噛むほど唾液の量が増えます。
食材を大きく切ったり、かみ応えのある食材を使って料理に工夫する、食べるときの姿勢を意識することによって、かむ回数が自然と増えます。また、毎日30分ほどガムを噛んだり、食事のさいに30回以上噛むを実践するのも有効です。
『押す』
下図にある3つの「唾液腺」を親指の腹で押しながらゆっくりマッサージすると、唾液が出やすくなります。
(注)気分が悪くなったり痛くなったらすぐに止めてください。

『飲む』
今回ご紹介させていただく昆布で作る「うまみドリンク」を、口全体にいきわたらせることによって、ドライマウスの症状の改善が期待できます。
■ 昆布水の効果
昆布にはアルギン酸やフコイダンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。これらが血液中の悪玉コレステロールを減らして血液をキレイにし、動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などの生活習慣病の予防に優れた効果を発揮してくれます。
また、アルギン酸は、腸の中で脂肪にくっついて便と一緒に出ていくため、脂肪の吸収を抑えてくれることからダイエット効果も期待できます。ちなみに昆布に含まれる栄養素は以下の通りです。
■ うま味ドリンクのレシピ
(2)水(500cc)
(2)キレイなペットボトルなどに刻んだ昆布と水を入れて1日置いて出来上がり!
(3)ボウルにたたいたイワシ、玉ねぎ、新生姜に<A>を加えてよく混ぜます。
(注)冷蔵庫に保存して2日以内に飲んでください。
■ まとめ
最後までご覧いただきありがとございます。今回はあさイチで紹介された「うま味ドリンク」を紹介させていただいたわけですが、いかがでしたでしょうか?。
うま味ドリンクは、唾液の分泌量を増やしてくれる効果だけでなく、他にも美容と健康に良い効果が沢山ありますので、栄養ドリンク感覚で毎日飲んでいただいても全然大丈夫です。
また、うま味ドリンクはお料理にも使えます。参考になれば幸いです。