
出典:Body Motion Lab
■ 今回のテーマは「楽チンひざ裏のばし」
今回は、「寝ながら3分!楽チンひざ裏のばし」のやり方と、その優れた健康効果についてまとめさせていただきました。
楽チンひざ裏のばしを考案されたのは、35年以上にわたってエアロビックスを指導されている健康向上の専門家三ツ矢八千代先生です。
三ツ矢先生いわく、いくつになっても若々しい人は例外なく、「ひざ裏がしっかり伸びている」。ひざ裏が伸びていると自然と姿勢が良くなるので、見た目が10歳以上若く見えるそうです。
■ 老け顔の人が増えている?
最近は若い人の間でも老け顔が増えています。その最大の原因が「長時間にわたるスマホの利用」です。目線が下がると首により大きな負担がかかり、首こり、肩こりの原因となります。
しかも長時間にわたって目を酷使し続けているため眼精疲労もおまけについてきます。肩こり、首コリ、眼精疲労は老け顔の三大原因といっても過言ではありません。
首から方にかけての血流が悪化するため、お顔から潤いが奪われてシミしわが目立ち始めたり、髪にも栄養が行きづらくなるので、白髪が増え始めます。
■ ひざ裏が伸びると自然と姿勢が良くなる!
ある程度までなら服装やメイクでごまかせるかもしれませんが、姿勢が悪くなるとごまかせくなります。それくらい姿勢は大切なんですね。
悪くなった姿勢を正すのは、簡単そうで難しいです。そこで三ツ矢先生は、ひざ裏を伸ばす体操を考案し、実際に生徒さんに実践してみてもらったところ、ほぼ例外なく姿勢が改善されたそうです。
ひざ裏が伸びることで得られるのは、姿勢が改善するだけではありません。以下の通り素晴らしい効果が期待できます。
■ 姿勢が悪くなることの怖いデメリット
姿勢が悪くなると、首こりや肩こり、腰痛など慢性的なコリや痛みに悩まされることになります。また、胸が開いていないので、呼吸も浅くなり、疲れやすくなります。
また、メンタルにも悪い影響を及ぼします。ネガティブなことばかり考えてしまい、日常的に落ち込みやすくなります。そうなると人は動かなくなります。
運動量が減れば、筋肉量も減るので、血流が悪化して代謝や免疫力もダダ下がりし、様々な体調不良や病気を引き起こすリスクが高まります。
■ 楽チンひざ裏伸ばしのやり方
三ツ矢先生が考案された「楽チンひざ裏のばし」は、壁を使って行うので体への負担を最小限に抑えてラクに行うことができます。
(2)お尻はできるだけ壁に近づける
(注)最初のうちはきついので、お尻は離れていても大丈夫です。痛みを感じた場合は速やかにやめてください。

出典:ゆほびか2018年12月号
■ まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか。楽チンひざ裏のばしを朝行うと全身の血流が良くなるので、エネルギーに満ち溢れた気分になります。
また、夜に行うと同じく全身の血流が再び良くなり、仕事の疲れなどが癒されますので、楽チンひざ裏のばしは毎日朝晩やるといいでしょう。
楽チンひざ裏のばしは、両足をあげて壁にもたれるだけでOKなので、比較的簡単にできますが、その健康効果は絶大です。少しでも参考になれば幸いです。