
■ 今回は刻み冷凍えのきのレシピ
今回は2020年9月1日にNHKの朝の情報番組『あさイチ』の人気コーナー「クイズとくもり」で放送された「刻み冷凍えのき」の作り方と「えのき」の優れた健康効果についてまとめさせていただきました。
今回番組内で「刻み冷凍えのき」の作り方を教えて下さったのは、きのこ研究30年、東京農業大学の江口文陽教授です。
刻み冷凍えのきは、えのきを冷凍にすることで、えのきの持つ優れた栄養成分を余すことなく摂取できます。そして、さまざまな料理に使えるので、手軽にしかも格安で栄養価がアップする優れモノです。
■ えのきはダイエットにぴったり
えのきは、100gあたり22kcal(タンパク質10.8kcal、脂質1.8kcal、炭水化物30.4kcal)あります。えのきは超低カロリー、超低脂質でありながらビタミン群とミネラルがバランスよく含まれています。
しかも、えのきには「キノコキトサン」とう食物繊維が豊富に含まれているので、脂肪の吸収を抑えて、しかもお通じが良くなるので、ダイエットに最適な食材です。
えのきにはさらに下記の通り優れた健康効果が期待できます。
『疲労回復効果』
えのきには疲労回復効果に優れたビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群が不足すると疲れやすくなり、食欲不振、動悸、気分が落ちこみやすくなります。
『ストレス抑制効果』
えのきには「GABA」という成分が豊富に含まれているため、日々のストレスを解消する効果が期待できます。
『便秘の予防改善効果』
えのきには食物繊維(キノコキトサン)が豊富に含まれているので、腸内のぜん動運動を促して、排便をしやすくするので便秘の予防・改善に優れた効果を発揮します。
『免疫力アップ』
えのきにはβ-グルカンが豊富に含まれていて、β-グルカンは免疫力を高め、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高める働きがあり、様々な病気を予防する効果が期待できます。
■ 刻み冷凍えのきのレシピ
(2)冷凍保存袋(1枚)
(2)ジッパー付き保存袋にえのきを入れて、水を張ったボウルにつけながら空気を抜いて口を閉じます。
(注)えのきの食物繊維「キノコキトサン」は水に溶けやすいため、冷凍するさいに空気が入っていると結露が起こって、消滅してしまうので、しっかり空気を抜いてから冷凍してください。
(3)冷凍庫で凍らせます。※1日あたり50~100g程度を目安に摂取するといいようです。
■ 刻み冷凍えのきを調理するさいの注意点
『2分以上加熱する』
刻み冷凍えのきを生のまま食べてしまうと、お腹を下してしまう恐れがあるので、2分以上は加熱して食してください。
『高温で長時間調理するのはNG』
高温で長時間調理するとキノコキトサンなど、えのきに含まれる様々な成分が壊れてしまいます。
『お湯で茹でるのもNG』
キノコキトサンは水に溶けやすいので、煮汁に大事な成分が溶け出します。ただし、みそ汁などお汁ごと飲める料理には最適です。
■ 刻み冷凍えのきのアレンジレシピ(炊き込みご飯)
(2)お米(4合)
(3)しょうゆ(小さじ1)
(2)しょうゆを加えて刻み冷凍えのきを入れたら炊飯します。
(3)炊き上がったら、全体的に混ぜて、お椀によそったら出来上がり!
■ まとめ
最後までご覧いただきありがとございます。今回はあさイチで放送された「刻み冷凍えのき」をご紹介させていただいたわけですが、いかがでしたでしょうか?。
えのきは、料理のわき役的なイメージが強いですが、和洋中どんな料理にもあいますし、お値段もお安いうえにダイエットをはじめ健康効果が優れているので、まさに万能お野菜です。