
■ 今回のテーマは「脂肪をほぐしてヤセ体質に」
今回は、著書「伝説の脂肪ほぐし (美人開花シリーズ)
著者の千波さんは、いまでこそ美容家としてカリスマ的存在ですが、ほんの数年前までは、ダイエットにチャレンジしては挫折し、そのたびに自己嫌悪に陥っていたため、とにかく自己肯定感が低かったようです。
しかし、キレイになりたいという思いが人一倍強かったため、エステ講師、加圧インストラクターとして働いた経験を経て生み出されたのが最強セルフケア「脂肪ほぐし」です。
■ なぜ食事制限してもやせないのか!?
千波さんは、職業柄何人もダイエットが上手くいかない人たちと接してきました。ダイエットに失敗する人は、意思が弱いと思われがちですよね。
しかし、千波さんにアドバイスを求めてきた人の多くは、そのほとんどの方が厳しい食事制限を行ったり、負荷をかけたハードな運動を行うなど、涙ぐましい努力をされていたようです。
そんな折、千波さんはダイエットに失敗する人たちにある共通点を見出します。それが「体が驚くほど冷たく、コチコチに硬い」です。体が硬いと血液とリンパの流れも悪化し、免疫力も代謝も低下します。
ですので、厳しい食事制限をするとさらに筋肉量が減って、さらに体が硬くなって、痩せにくい体質になるので、いくらハードな運動をしても焼け石に水になってしまうんです。
■ 姿勢を改善するには!?
「体が冷たいのは、血行が悪いため」、「硬いのは筋膜が張っていて血液やリンパ液の流れが悪い」、つまりこれらは固太りによるものです。
固太りとは、筋肉に弾力や柔軟性がなくて固い身体、そして、その筋肉の固さによって、血管とリンパ管を圧迫して冷えている、セルライトができている状態です。
そして、固太りを改善する手段として生まれたのが「脂肪ほぐし」です。脂肪ほぐしを行うことによって、筋肉と筋膜の結合組織が柔らかくなります。
例えば、これまで無理してMサイズの服を着て窮屈な思いをしていたのが、Lサイズの服に着替えたことによって、窮屈な思いから解放された状態です。
これにより、これまでずっと圧迫していた血管とリンパ管が解放されて血液とリンパ液の流れが良くなり、代謝も免疫力もアップするので、次第に体温も上昇して、痩せやすい体質へと改善します。
■ 体が柔らかくなるとメリットだらけ
脂肪ほぐしを行いながら、体質が改善する過程で筋肉量が増えて、なおかつ筋肉が柔らかくなると血流も同時に改善します。以下のとおり血流が改善することで得られる美容と健康に関するメリットは計り知れません。
■ 脂肪ほぐしのやり方(ふくらはぎ編)
「脂肪ほぐし」のやり方について、千波さんが実演しながら解説されている動画をご紹介させていただきます。
脂肪ほぐしは、皮膚の表面に圧がかかるので、クリームやオイルを塗って行います。
(1)かかとから指先に向かって親指に体重を乗せるようにして、「グッ」と全体を押し流していきます。
(※)全体で20回程度おこなってください。

(1)拳を作ったら指の間にあたるようにして、上下に動かしながら指と指の間をしっかりほぐします。
(※)20回程度おこなってください。

(1)足の甲と同じように、上下に動かしながら指と指の間をしっかりほぐします。
(※)20回程度おこなってください。

(1)2本の指でカギを作ったら、アキレス腱を挟むようにして上下に動かし、ほぐしていきます。
(※)20回程度おこなってください。

(1)膝を外に倒したら、内くるぶしから膝の方に向かって走る骨の際のあたりを、親指を食い込ませるようにして「グー」と押し流しましょう。
(※)10回程度おこなってください。

(1)脛の骨の少し外側(前脛骨筋のあたり)を拳を使って上下にほぐしながら上に向かって流していきましょう。
(※)10回程度おこなってください。

(1)拳でアキレス腱のところから膝裏に向かって、しっかりと上まで「グッ」っと力を入れながら押し流していきましょう。
(※)10回程度おこなってください。

『出典』 伝説の脂肪ほぐし (美人開花シリーズ)
■ まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。今回は美容家でダイエットコーチの千波さんが考案した「脂肪ほぐし」でヤセ体質に改善する方法についてまとめさせていただいたわけですが、いかがだったでしょうか?。
血液とリンパの流れが良くなるので、血行も良くなって冷えなどの予防改善効果も期待できるので、お風呂上りに是非試してみてください。少しでも参考になれば幸いです。