■転職を決意した主な理由とは?
医師の求人市場は完全な売りて市場ですが、だからといって簡単に転職できるわけではありま
せん。しっかり考えてから転職活動を進めないと、後悔することになりますので、ご注意下さい。
世間では医師は厚遇されているイメージが強いですが、実際にはそんなことはありません。多く
の医師の先生方が転職を考える理由として多いのは、以下のとおりです。
(1)あまりにも給料が安すぎる
(2)仕事に対する評価が低い
(3)やりたくない仕事ばかりをやらされる
(4)業務の効率化を異常なまでに押しつけられる
(5)職場の人間関係に悩まされ続けたため...
■転職する目的と目標を明確にする
職種や業種を問わずに転職を希望する人の多くが転職に対して過剰な期待を抱いてますが、
転職できたからといって、今現在抱えている不満が解消されるわけではありません。
むしろ転職したら、前以上にブラックな職場だったというケースも十分考えられます。そうなら
ないためにも、転職によって実現したい事項に優先順位をつけてみる事をお勧めします。
一見すると何でもないことのように思えるかもしれませんが、こういったことをやるだけで、
転職すべきか、または現職場にとどまるべきか具体的に分かります。
■転職が上手く行く理由と行かない理由
もしも病院側の評価が低いと感じているのであれば、より正当な評価と、それに見合った報酬
を望んで転職したいと思うのは当然です。医師として向上する余地が相当あると思います。
こうした理由であれば転職が成功する可能性が高いと思います。契約段階でご自身のスキル
や経験に見合った報酬に合わせて給与に関する金額を求人先に要求しましょう。
注意したいのは、(5)の人間関係が良くないことを理由に転職することです。転職しても新しい
職場の人間関係が良好である可能性は低いです。逆にもっと酷いかもしれません。
こうした場合、どう対処すべきか転職だけでなく、複数の道を考えるべきです。一人で考えても
良い答えを導き出すのはむずかしいので、医師転職サイトや人材紹介会社などを利用して、
相談されることをオススメします。それだけでも十分利用する価値があります。